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成功の鍵はいつも地味だった

今日で仕事納めという方も多いようですね。

今年一年間を振り返ってみて、あなたの目標達成度合いや仕事、プライベートの調子はどうでしたか?年末だからこそ、じっくりと振り返ってみるのも悪くないことでしょう。

ご多分に漏れず、僕自身も12月23日からと早めに冬期休暇に入り、振り返りの時間をたっぷりとっています。そこで感じたことをシェアしますね。

年初に描いた2019年の予定、目標などは達成できたもの、未達成に終わったものが混在しています。それらを仕分けし、その要因を探っていくと極めて地味なある事実に行き着きました。

それは、何事も成功の鍵は、きわめて地味なものだったということです。

その地味なものとは、「圧倒的な行動」に尽きる!だけでした。

どうやら、他人の動き、他社の動きを見ていてもそこに違いはないようです。

どれだけ知識があろうが、どれだけ素晴らしいノウハウを持っていようが、どれだけ緻密な戦略を考えようが、あまり目標達成には関係がないと思えるほど、結局、行動量と行動の質が鍵を握っているのです。

行動量とは、過去の自分や他人と比較した際に、誰にも負けないくらいの量をぶっ飛ばしていたか行動の質とは、正しい努力の方向性を見極め、修正しながら行動したか(やみくもに行動していないか)が問われます。

誰もが同じようにネットで瞬時に最新の情報やノウハウを無料で入手できる時代に、差がつくのは行動でしかないのです。今さら、分かっているよ!という最大級のツッコミが返ってきそうですね。

ところが、頭で分かっていても意外に行動力が想定以上にできているかというと、できた!と豪語デキる人は多くないようです。僕自身も反省点として残っています。

人はどうしても、情報がたくさんあり、最新のノウハウを持っていると安心します。これは不安がかき消されるから当然のことでしょう。また、目標を設定し、計画を立てるとモチベーションが上がります。先々まで見通しがつき(イメージができ)、仮想的に目標達成が頭の中でできているからです。

安心感とモチベーションが上がると気持ちは高揚しますが、行動の第一歩目までの間にある溝、成果を出すまでの段差にある溝、最後までやりきるまでにあるハードルまでの溝を超えることができるかどうかは、きっと別次元なのでしょう。

自分の振り返りと反省を通じていうなれば、情報・ノウハウ・目標設定・計画・戦略の中に成功の鍵が落ちているかのように思うのは単なる幻想で、実は行動力の中に成功の鍵が落ちている。いや、行動力の中にしか成功の鍵は存在していないのです。

そんな当たり前で地味なことを認めたくない”不都合な真実”こそが、行動力という何も面白みがない地味な話なのかもしれませんね。

情報やノウハウがなくても保有している人を巻き込めばいい、でも行動は自分しかできないという現実を常に自分に焚き続けなければいけないわけです。年末の振り返りで、最大の反省点と痛感点があるとすれば、この部分だと突き止めました。

こんな振り返りをしている際に、一つのエピソードが頭に浮かんできました。

それは、”ダチョウの平和”というお話です。この話は諸説ありますので、一つの考え方として聞いてくださいね。

ダチョウは危険な状況、困難で不安になると頭を地面に突っ込む習性があるそうです。

つまり、自分が不得手なこと、不安なこと、面倒くさいことから目を背けて、無意識のうちに見てみぬふりをしてしまうことを意味します。

成功の鍵は行動力にある、いや行動力にしかないと分かっていても、無意識のうちにそこから目を背けていませんか?これは人間も同じ習性のような気がしますね。

結局、いつも何かで成果を出したい、目標達成したいと考えるのであれば、振り返りを行いシンプルに物事の本質を捉えること。ここに尽きると思います。

僕自身は年末の振り返りにおいて、シンプルに自分の今年の課題点を捉えた結果、”ダチョウの平和”に陥っている部分があったなと思い、痛切に反省している瞬間にnoteに投稿してみた次第です。

地味なことこそ大切なことが含まれている。

”ダチョウの平和”という反省点を携え、初心に戻って素晴らしい2020年を迎えに行きたいと思います。

著者・思考の整理家 鈴木 進介

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