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「徹底する」「推進する」という言葉が何の行動にもつながらない理由

ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木と申します。

普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。

というわけで本題です。

まずは持論をコンパクトに。

いつも、はじめの第一歩目を
考えていますか?

どれだけ思考を整理しても、
どれだけ頭が良くても、
どれだけ戦略を立てても、
はじめの第一歩目を設定せずして、
何も成し遂げることはできません。

冒頭の言葉をお読みいただいた
あなたはきっとこう感じたでしょう。

「そりゃ、そうでしょ」

「なんだか、当たり前のこと言ってるな」と。

確かにそうです。
当たり前のことしか書いていません。

ところがですよ、
9割の人がこれができていません。

僕のクライアントは大手企業の社員
起業家などバリバリの人も多いです。

頭がいい、ノウハウもある。。。

でもね、はじめの第一歩目を
明確に設定できているかといえば
そんなことはないんですね。

例えば、以下の言葉を見て下さい。

「実行する」
「推進する」
「共有する」
「確認する」
「徹底する」
など。

これらの言葉って、行動力がある
実効性がある言葉に見えますよね。

ところが、
これは全く行動につながらない
抽象的な言葉なんです。

だって、「実行する」って言っても
”何を、誰が、いつまでに、どうする?”

これを決めなければ実際は意気込みだけで
何も動かないわけです。

「徹底する」「共有する」というのも
同様ではじめの第一歩目は?

こういう抽象的な言葉は社内でも
個人的にもとても使い勝手がいいですね。

ある意味、”逃げ”にも使えます。

行動するかのような表現
ではあるものの、
実際には、はじめの第一歩目が
決まっていない。

だから、実際には”責任”を持たなくても
動かなくても誰もその時は咎めません。

また変にモチベーションだけは上がって
いますので、自分も前進しないことに
気づかないというリスクがあるのです。

物事を前進させよう、目標を達成しよう
問題解決をしなければいけない。。。

そんな時に大切なことは、
思考の整理だけではありません。

思考を整理して次の一手が明確になれば、
次は”行動の整理”が必要になります。

”行動の整理”とは、
はじめの第一歩目を
具体的に決めることです。

当たり前すぎることではありますが、
ぜひ、改めて振り返って欲しいことです。

【本日の問い】

todoリストに書いてあることは、
全てはじめの第一歩目が明確ですか?

業務内容や行動項目ではなく、
目先、何から手をつけますか?

一番小さな行動の第一歩目は
なんでしょうか?

さて、今回の内容はいかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

P.S.

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