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「メールの前置きが長い人は仕事ができない」

こんばんは!今週も木曜日が終わり、明日働けばまた週末ですね。気合い入れていきましょう!

本日は↓の記事、都知事選挙出馬が話題とされている堀江貴文氏の「メールの前置きが長い人は仕事ができない」について。

シリーズ化してお届けしている「凡人のための仕事術」でちょうど同じようなことを書こうとしていたところ、この記事を見つけたので、本日はその内容について書いていければと思います。

まず、社会人になるとそれまで知らなかったビジネスマナーに戸惑うことも少なくないですが、中でも特にそれを感じさせるのが、メールにおけるよくわからない作法の多さ。

文頭の「お世話になっております」とか、末尾の「よろしくお願いします」とか、全く必要性を感じないものの、ある種ルール化されているかのように用いられる、これらの定型句。どういう意味かと思えば、何の意味もないからこれまた不思議で、多くの新人が戸惑うのですが、入社1ヶ月も経たないうちに、もはや何の疑問もなくこれらの定型句を使いこなし、この伝統が継承されていくのです。

この何の生産性もない、ただ分量を多くしてメールを見にくくするだけの定型句がどうすれば無くなるのかの方法はパッと思いつかないですが、これらの定型句をつける理由のほとんどは「失敗したくないから」の一言に尽きると思います。と思えば、社内のやり取りでもこういった定型句を使う人が多いからさらに不思議てす。

政府が働き方改革を提唱するのであれば、この「定型句も禁止とする」と号令をかけてくれるだけで実際かなりの効果があると思います。この文化・慣習は皆一斉にでないとやめるのが難しいものなので、一斉にやめてしまう。勿論これだけでは労働時間の短縮には繋がりませんが、メールに過度の丁寧さを求める日本固有の働き方に警鐘を鳴らす一つの大きなキッカケにはなるかと思います。

またこういった働きかけは若い世代の人間が率先してやっていくべきでもあると思います。というのも、ラインのような基本短文・余計な定型句は不要という文化、合理的なやり方に慣れ親しんできた若い世代の人間が、会社に入ったからといって上記の古い伝統を継承していく必要性がそもそも全くないのです。

そして記事に話が戻りますが、無用に丁寧なメールよりも素早いレスポンスの方が100倍以上の価値があると思います。記事にもあり、異論ないとも思いますが、仕事ができる人は往々にしてレスポンスが早いです。在宅環境下においてはそれが顕著に現れていると思います。

ですから、新人・若手社員がまず心がけるべきはこのレスポンスの早さです。クオリティは全く不要というわけではないのですが、即レスを基本とした周囲とのコミュニケーションを通じてアウトプットのクオリティを高めていく、これが基本となります(レス遅いのに質問すると「それ今聞く!?」となるのは想像に難くないかと思います。)。そして、タスクを与えられて一人で悩みこんでしまう、その結果レスポンスが遅れるというのも最悪です。このようなプロセスを経てクオリティの高い成果物が出来上がることはありません

というわけで、まとめると、「メールの定型句はなくして行こう」「即レスにこだわろう」ということでした。

短めですが本日もこの辺で。

それでは!


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