100の空を集めて。
あなたのお守りになりたい。
100の空。
そのひとつひとつが、
ただ一度きりの色彩と光を放つ。
冬の朝の、
きりりとした静けさの紫。
今にも雨の涙を落としそうな、
重たい灰色の曇天。
気ままに流れてゆくわた雲を追いかけた
柔らかな天色。
のばした手が青く染まりそうなほどの
深い群青。
道行く人の足を止めさせ、
つかの間、心をほどく夕焼けの空。
息をすることや食べること、笑うこと、
それと同じように
私にとって空を見上げることは、
習慣で当たり前な、人生の一部。
なくてはならないことなのだ。
子供の頃からずっとずっと
空を見てきたから、
ひょっとしたら
空も私のことが好きなんじゃないかと
錯覚したりする。
悩んだ時には
彩雲や
ひときわ輝く光芒を見せてくれて、
私の選択は間違ってはいないのだと
勇気を与えてくれたりもするのだった。
どこにいて何をしていても、
空が見ていてくれるから。
私はここまで生きてきた。
遠く離れた場所からも
空を見上げて勇気づけられる誰かが
いてくれたなら、と思う。
♧
《ここからはお知らせです》
わたしの空。として投稿してきた空の写真シリーズが、先日100回目を迎えました。
いつもご覧いただきありがとうございます。
これから出逢う方も、観に来てくださって
ありがとうございます。
この夏より
わたしの空。をメインとしたショップを
オープンさせました。
わたしの空で、あなたを包みたいな。
いつでもそばにいてあなたを励ます
わたしの空は最強のお守りだ。
♧
空以外のデザインもございます。
おヒマな時に
ぜひ遊びにいらしてくださると嬉しいです。
商品の一例です。
明日からは十月。
新しい空に逢えますように。
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文章を書いて生きていきたい。 ✳︎ 紙媒体の本を創りたい。という目標があります。