![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137683184/rectangle_large_type_2_e5348c5fb268c56b8d98e93da0d30455.png?width=1200)
【猫脚などの曲線加工】"倣い旋盤"(コッピングマシン)とは何か。
【曲線加工なら"倣い旋盤"(コッピングマシン)】
木工会社が使う量産が得意な木工機械のひとつです。
倣い旋盤はコッピングマシンとも呼ばれる木工機械のひとつ。マスター型の形状に沿って高速回転で加工材を自動切削します。左右非対称で曲線的な製品の量産が得意な機械です。
木製ルアー
チッペンデール調の家具脚
その他棒状の製品
などが製作可能です。
![倣い旋盤、通称コッピングマシン 木工機械](https://assets.st-note.com/img/1712038345259-L972Ds0JZJ.png?width=1200)
量産加工ができる
弊社では金型をマスター型として使用しています。型に倣って加工するので、手作業では難しい形状を効率的に量産できます。
![倣い旋盤、通称コッピングマシン マスター型、金型](https://assets.st-note.com/img/1712038381135-I2xjlEJiZM.png?width=1200)
【製造手順】
1.材料の切断
バンドソーで材料を必要な大きさにカットします。
![帯鋸盤(バンドソー)で木材マトアの材料を切断](https://assets.st-note.com/img/1712038457969-10lgo9QX19.png?width=1200)
2.倣い旋盤(コッピングマシン)で切削
カットした材料を機械にセットし、加工を開始します。このとき、材料を正確に配置することが重要です。
こちらは1軸ですが、全長75㎝の大型に対応の2軸の倣い旋盤も保有しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1712038509230-dFV31qbqxb.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712038533973-ahowqL8zLm.png?width=1200)
3.サンディング
スピンドルサンダーでサンディングを行います。異なる番手のペーパーを使い分け、複数回サンダにかけます。
![木工機械 スピンドルサンダーでチッペンデール調の猫足(木材)をサンディング仕上げ](https://assets.st-note.com/img/1712038612440-odwY6Ri1Bi.png?width=1200)
![木工機械 スピンドルサンダーでチッペンデール調の猫足(木材)を手仕上げ](https://assets.st-note.com/img/1712038689618-pKLJVsGgQX.png?width=1200)
4.手仕上げ
手で表面の状態を確認しながらペーパーがけを行います。
完成品
材質:マトア
ピアノ椅子の猫脚が完成しました。
![ピアノ 椅子 チッペンデール調の猫足 無垢材 の完成品](https://assets.st-note.com/img/1712038959889-nsiYWfzzvV.png?width=1200)
【まとめ】
安定した生産体制で、曲面調の木製品を量産できる機械です。猫脚は美しい曲面が特徴のピアノ木工部品ですが、平面や直角を出す場合には、それぞれほかの機械がありますので、用途によって様々な機械を使い分けています。
![](https://assets.st-note.com/img/1720491089483-ppYqgxJiCC.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720491109312-6JQqzFoleu.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720491120587-QAW6Ou55R7.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1720491294867-oQqVQfz5yb.png)
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