【スピーカーボックス】”浜松のピアノ塗装技術”を活かした逸品を製造メーカーが振り返る。
今回は、スピーカーボックス(音響箱)の製造事例を、それぞれの加工・組み立て技術の特徴とともにご紹介したいと思います。
SS-AR1 フロントパネルは北海道産楓を立ち木から伐採し、1年の年月をかけ合板にしたものを木工加工。
硬度が高い材料なので加工は容易ではないですが、求められた音質を奏でるのに適した材質です。サイドパネルなどは、フィンランドバーチ合板で構成しており、こちらも硬度が高い材質です。
サイドパネルのR曲面は特徴的な形状で、こちらはピアノ部品の製作技術をいかした