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佐渡の出汁文化を味わう 【SHO SUZUKI NIIGATA 佐渡あごだしブレンド/合わせあごだし】

こんにちは!The SUZUTIMES編集部の これえだ です。

今回ご紹介する商品は、お出汁がテーマ。【SHO SUZUKI NIIGATA 佐渡あごだしブレンド】と【SHO SUZUKI NIIGATA 合わせあごだし】です。

佐渡に根付く文化と共に、お出汁を使うことのメリットについてもご紹介します!


お出汁のススメ

日本食の要とも言える「出汁(だし)」。植物性・動物性の食材を煮出して出る、旨みがたっぷり詰まった汁のことを指します。

この旨みを作っているのが、食材に含まれる「アミノ酸」という成分。実は食材によっって微妙に性質が異なり、特徴があります。

例えば、「出汁」と聞いて思い浮かぶことの多い“昆布”には『グルタミン酸』という旨み成分が含まれ、“鰹節”には動物性の食材に多い『イノシン酸』が含まれています。

面白いのが、この二つの旨み成分は相性が良く、合わせることで旨みの相乗効果が生まれ、さらに美味しいお出汁になるのです。
(合わせ出汁の基本がこのペアということは、とっても理にかなっているのです!昔の人はそんな科学的なことは知らなかったはず・・・。そう思うと、食文化とは、本当に先人の知恵と工夫の賜物であることを感じます。)

ちなみに、味に関する掛け合わせの効果は「相乗効果」以外にもあります。

<相乗効果>
同じ系統の2つ以上の味を合わせた時により一層その味が強調される現象のこと
例:グルタミン酸(植物性)とグアニル酸(干し椎茸)→旨みの濃い合わせ出汁に
<対比効果>
2つ以上の違った味を合わせた時にどちらかまたは両方の味が強く感じる現象のこと
例:お汁粉(甘味)にお塩(塩味)を少し加える→甘みが際立つ
<抑制効果>
2つ以上の違った味を合わせたときに、どちらかまたは両方の味が弱められる現象のこと
例:コーヒー(苦味)にお砂糖(甘味)→苦味が減り、飲みやすくなる
  レモン(酸味)にお砂糖(甘味)→酸っぱさが弱まる

お出汁から少し話はそれましたが・・・
食材に含まれる旨みや味わいを使うことは、美味しいだけでなく身体にも良いことなのです。

旨みがしっかりと感じられるように調理したり、味わいの特徴を活用した味付けをしたりすることで、少ない調味料でも美味しさを感じられ、満足感の得られる食事になります。

つまりは減塩につながるということ。
さらに最近の研究では、旨みが満腹感を引き出し、食欲を抑えるのに効果があるという研究結果も出ているとか。

美味しくて健康効果も期待できるだなんて、まさに心と身体に優しい、素晴らしい存在・・・!

食材:あご(トビウオ)

「あご」というと聞きなれない方も多いのではと思いますが、九州や日本海側でトビウオのことを指す呼び名です。

トビウオは、九州・西日本を中心に出汁として使われることの多い魚として知られていますが、実は新潟県の佐渡島でも古くからトビウオ出汁(あごだし)が親しまれてきました。

その名残で、佐渡のお食事処ではあごだしを使用しているお店が今でも多く存在します。(新潟県のラーメンに「あごだしラーメン」があることにも納得!)

日本海沖で漁れるトビウオはとっても貴重とされています。
さらに、そんなトビウオをこんがりと焼いた後に干して作るあごだしは、手間と時間がかかっている分、旨みが凝縮され、上品ですっきりとした味わいが特徴です。

商品:SHO SUZUKI NIIGATA 佐渡あごだしブレンド

この商品は、そんな佐渡産のトビウオ(あご)を使用した粉末だしです。

トビウオの上品な旨みに、鰹節と昆布をオリジナルの配合でブレンド。
“相乗効果”で奥深い旨みになるよう仕上げました。

原材料は3つだけ。もちろん全て国産です。
また、塩分不使用なので赤ちゃんからご年配の方まで、お食事に制限がある方にも安心してお召し上がりいただけます。

美味しい使い方

お湯と合わせて即席のお出汁としても使えるほか、チャーハンに使えば簡単に深みのある味わいに仕上げられます。
ラーメンやお鍋のトッピングとしてもおすすめ。旨みと風味を加える「魚粉」としても使っていただけます。

商品:SHO SUZUKI NIIGATA 合わせあごだし

こちらはパック仕様のお出汁の素。本格的なお出汁を手軽に楽しみたい方におすすめです。

ブレンドはあごをベースにいわしと鰹、さらに昆布と椎茸も加えることで、様々な食材が持つ旨みを掛け合わせています。
力強くも上品な旨みと風味を感じていただけます。

こちらも食塩や化学調味料は不使用なので、幅広い方々にお楽しみいただけます。

美味しい使い方

500〜600mlの水を入れた鍋の中に1パック入れ、中火で沸騰後5分間煮出すだけ。
まずはぜひそのまま味わってみてください。
「“旨み”とはこれか!」という味わいを感じていただけると思います。

アレンジレシピ:かぼちゃとあごだしのお味噌汁

<材料>
・SHO SUZUKI NIIGATA 佐渡あごだしブレンドもしくは合わせあごだし
・カボチャ
・玄米味噌(お好みのお味噌でOK)
<作り方>
1、カボチャはよく洗い、皮付きのまま大きめの一口大に切っておく。(皮側の真ん中を少し剥くと火が通りやすくなります)
2、小鍋にお出汁を作ってかぼちゃを加え、煮崩れない程度の柔らかさになるまで煮る。
4、かぼちゃを取り出してお椀に盛り、残ったお出汁にお味噌をといてお椀に注ぐ。

ここは王道のお味噌汁に。
具材はちょっと珍しいかぼちゃで仕上げました。

かぼちゃのほっくりとした甘みとお出汁の旨みは相性抜群。お味噌は玄米味噌を使うことで玄米の香ばしさと新潟らしさをプラスしています。
煮崩れないようにすることで食べごたえもアップ。シンプルながらご馳走お味噌汁が出来上がります。

最後に・・・

お出汁の魅力、伝わりましたでしょうか?
冒頭で出た「日本食の要」というフレーズですが、年々お出汁のおいしさと奥深さを感じるようになった気がします。

お出汁が美味しいとご飯は美味しい!間違いない!(笑)

大人だけでなく、味覚を育てる時期である赤ちゃんにも、美味しいお出汁を使いたいところですよね。
今回ご紹介した商品は離乳食にもお使いいただけます!

今回ご紹介した【SHO SUZUKI NIIGATA 佐渡あごだしブレンド】【SHO SUZUKI NIIGATA 合わせあごだし】は、SUZU365onlineshopからもご購入いただけます!

それでは、次回の更新もお楽しみに!!
これえだ

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