良い大学とは。

 皆さんの「良い大学の概念とは何ですか」。
 偏差値が高い大学。歴史、伝統のある大学。社会的評価が高い大学。就職に有利な大学。知名度が高い大学。それは人の価値観によって変わります。
 高校受験失敗にとらわれていた私は、高校一年生の時からただひたすらに「大学受験でのリベンジ」のみを考え、突き進んでいました。名の知れた、ネームバリューにばかりこだわった大学のみ、合格を望んでいました。しかし、留学に行く一カ月前の三月頃。「今までいい大学にこだわってきたけど、そもそもいい大学とは何だろうか。」と思うようになりました。そもそも自分のしたいことや好きなことさえ分からなくなりました。やりたいことがあって留学を決意したはずなのに、そのやりたかったことさえ本当にやりたいことなのかわからなくなり、留学に行くのが嫌になりました。塾の先生に相談して刺激をもらい、友達からのエールをもらい関西を飛び立ちました。
 今まで私は「偏差値のある大学にいく人こそいい。」そんな価値観を持っていました。留学により思考力が変わった私は、いい大学に対する価値観も変わりました。ネームバリューにこだわって大学を選んでましたが「自分のしたいことができる学部」を探すようになりました。私が目指す大学は、結果的には名の知れたところとなりました。ですが、自分の中で「”したい”を”カタチ”にできる大学」だと感じ、やっと「いい大学」の答えを自分なりに出せた気がしました。 
  これから「受験」という名の戦いが始まります。最後に笑えますように。


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