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ツラい過去って買えないから貴重なのかもしれない。

こんにちは。
ぽかぽか陽気に飲み込まれそうなすずこです。
アイコン変えたいのですが変えられずにいて、ずっとこの手書きの落書き使ってます。

今回は、言葉をしっかり選んで誤解のないようにしたいなと思うのですが、大前提として、ひどく傷つけられるような経験をしたら強くなるとか、我慢が美徳とか、そうゆう事ではないです。

なんでこんな事思ったのか、結論から申し上げますと、

ひどく傷ついた事がある、悲しい思いをした事がある人って、特別だなと思ったんです。

そこから生まれる感情とか、悔しさ、惨めさ、無力さは、時間を経て必ずその人の力になるから。

仕事でそんな風に感じる機会が多いのですが、人を思いやる力とか、推測する力、状況を判断する力、何かを形にする力、許す力、察する力に変わっていくなと思ったんです。

そんなはずないって言う人が居たら、それは傷ついた自分が癒やされていくうちにもっと上手く使えるかもって言えるし、その経験があったから今困ってるって言う人が居たら、この先きっと味方になってくれるって半ば自分に言い聞かせるようだけど、そう伝えたい。

日によっては、私も消えたいって思ってしまうけど、ネガティブな感情をたくさん知って、経験してきた自分に感謝の気持ちが大きい。

それを超えようとしてきた事にも。

経験できて良かったとは到底言えないけど、経験値として活かしていきたいというか。

もし、私の人生が平和だったら、何も考えずぬぼーっと過ごして仕事のできない大人になって、凝り固まった思考のままおばあちゃんになって、人のせいにしながら死んでいく人生だったかもしれない。

今も、大した事は考えてないしぬぼーっとはしてるけど、何度も窮地に立たされたおかげで自分を省みる習慣がついたり、これは自分にとって大事という物がはっきりしてきたように感じる。

もちろん、ツラい時期にそんなポジティブには考えられなかったし、自分が産まれてきた事を呪ってた。大げさではなく。なんで自分は自分なんだろうって。友達が羨ましい、妹や弟が羨ましい。偉そうにしてる父と母が憎い。(今はもう憎くないです。)
そして、自分で何かアクションを起こさないと生きていけなかった。
抜け出せなかった。

人生って何でつづくんだろうって本気で考えた。
神様はいないし誰も助けてくれなくて文字通りのどん底だった。

でも、そんな経験ってなかなか簡単にできるもんじゃないよね。

世の中にはもっと大変な思いをしてる人がいるんだ。戦争、飢餓、貧困、薬、暴力。お前は甘いんだよ。って言われた事もあったけど、ここは日本だしね。それに比べる事では無いしね。


じゃあ、人生終われと思うほどツラい経験が無いから甘いのかって、そうゆう事でもなくて。
それはただただ幸せで羨ましい。

余談になりますが夫がそうなんです。
ごく普通の家庭で育って、学生時代までは苦労した記憶がないって。

でも、大学在学中にこれじゃ腐ると思ったらしく過去一勉強したとか。
社会に出てもそれなりに苦労があって、そこから変わったようで。

なんでそう思ったのかは分からないけど、私だったらのほほんと生き続けてしまう。

のほほんと暮らし続ける事ってできないと思うので、壁にぶち当たるのは早い方が柔軟に動けるよねって話しで終わろう。

とにかく、悲観的になる事も多いけど、それも含めて感謝。ありがとう。
今現在、ツラい気持ちの方にはエールを。自分を守って。癒やされますように。
きっとまたツラくなってしまう自分に、これをまた読んで元気を出すんだ。



すずこ


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