見出し画像

「バタバタする」の語源や意味は?ビジネスでの言い換え方法や注意点を考察

ビジネス用語として一般化してるコトバの1つが「バタバタする」だと思いますが、このコトバの語源や意味を調べました。また、ビジネスシーンでの言い換え方法や、多様するとあなたが損してしまう注意点も考察します。

「バタバタする」の語源や意味は?

ビジネスシーンで、いつからかよく聞くコトバの1つが「バタバタする」で、よく使われるパターンとしては、

最近バタバタしてまして、連絡が遅れてしまいすみません

的なパターン。あなたも聞いたことありませんか?


なぜか知らないけども、ビジネスシーンでは

バタバタと謝罪が1セットで用例に使われる

になっている事が多いという法則を感じます、笑。


多くの親は、子供には絶対に

ゴメン、バタバタしてて一緒に遊びに行けなくて!

とは言わないのに、ビジネスシーンでは当たり前のようにしょっちゅう言ってしまう人もいるコトバ、それが「バタバタ」。


バタバタの語源や意味について調べました。

バタバタの意味としては大きく4種類あり、実は擬態化されたバタバタ君には4パターン存在する様子。それぞれ1号2号3号4号と呼びます。

1.モノが風にあおられたり、続けて当たった時の音「強風で、あの旗がバタバタしてる」
2.鳥が羽ばたく音や人が手足を忙しく動かしている様やその時に出る音「赤ちゃんが足をバタバタしてる」
3.何度も連続で起こるさま。自体が急速に進行すること。「話がバタバタと一気にまとまった」
4.忙しいさま。落ち着かない様子。「時間がとれなくて最後はバタバタの状況だった」


大体、ビジネスや日常シーンでよく使われるバタバタ君は4号

バタバタの頻出パターンでいえば、こんな感じ。

・今日は朝から忙しくて、一日中バタバタしてました
・来月引越しがあって、公私ともにバタバタしてます
・すみません、バタバタしてて連絡遅れました


で、バタバタの語源って何だろうって思ったら、広辞苑に乗っていた記述があって、コレが語源に近いかもしれません。

歌舞伎の舞台袖で、人々があわただしく駆けて舞台に出入りする様子を表現する擬音

「バタバタ」の語源は、「あわただしくアチコチ走ってまして」の擬音から生まれた可能性が高いのかなと。このコトバがいつの時代から、どのように広まったかも気になるけど、深追いはヤメておきます、笑。

バタバタのビジネスシーンでの言い換え表現は?

最近の若者言葉で「ヤバい」が複数の意味を持つコトバとして流行ってますが、便利なコトバなので使いたくなる気持ちはわかります。

だけど、それはそれとして、ビジネスで会う人が、いつも

いやー、バタバタしてまして

って会う度に、バタバタされてたら「色々な意味で、この人ヤバいな」って思いません?(この場合のヤバいはカッコいいという意味でなくて、カッコ悪いの方に近い感じ、この説明もヤバいかな、笑)


「バタバタする」のビジネスシーンでの別の言い換え表現について考えてみました。

1つピッタリハマるのは、

最近、仕事が立て込んでまして

などで、使われる「立て込んでいる」という表現でしょうか。

ちなみに、「忙しい」の敬語表現として「立て込む」を使うのはありかと。


自分が、なにか仕事を上司からお願いされた場合に、

今日は忙しいので、その件は出来かねます。

よりも、

せっかくご依頼頂いてすぐに対応したい気持ちもあるのですが、今日は仕事が立て込んでいて、その件は出来かねます~

の方が、少し角が取れたような感じしません?

バタバタを連発する人への警告や注意

ついつい便利なので、連発しがちな「バタバタ」ですが、このコトバを便利だからって何度も使いまくるのはどうかな、とすずっちは思ってます。


バタバタを連呼しない方がいいと思う理由は2つあって、1つ目はこちら。

バタバタの本質的な意味に「忙しい」ということがあるとして、忙しいって

心を亡ぼす(こころをほろぼす)

と書きます。忙しい状態が常態化すると、「余裕やゆとり」がなくなってしまいます。そうすると、そのゆとりの無い状態が、よろしく無いものを連れてくるのじゃないかなと思います。

落ち着いていれば起きなかった何かトラブルが起きたり、忙しくて体のケアを怠っている間にXXなことになったり、etc。


2つ目の理由がこちら。

バタバタって表現は便利なんだけど、「バタバタ」っていう擬人化された表現「バタバタ君4号のせいにして、あまつさえ、自分は悪くない」って言っているダメな人にも見えてきます。

いやー、バタバタしてて連絡が遅れました

これって、一見、もっともらしい理由ではありますが、要するに、

バタバタ君4号のせいで連絡が遅れました

って事を言っているのですが、本質的なところを言語化すると、

他の忙しい用事があったので、あなたへの用事は後回しで考えていました。あなたとの関係はその程度のレベルに考えています

的なニュアンスに取る相手方もいるんじゃないかなと思います。


本当に自分が大切にしたい相手の人が最後の解釈のように、あなたのことを認識してしまったら、「大事な関係性」が崩壊に向かっていきません?


関係性の重要性は、昨日のnote「あなたの商品が買われる理由について」でガッツリ考察したのですが、ホントに大切な人との関係性を壊す可能性のある、バタバタ君4号は使いすぎない方がいいんじゃないかなって、すずっちは思ってます。あなたはどう思います?

あ、もうまとめですし、あわせて昨日のnoteも紹介しますね。

まとめ

ビジネス用語「バタバタする」の語源や意味を調べて、語源は「舞台袖でスタッフがバタバタ走り回る忙しい様子」の擬音じゃないかという話を紹介しました。

また、「バタバタする」のビジネスでの言い換え方法は「立て込んでいる」がスマートでベターでは?という話もご紹介。

あわせて、「バタバタ」を連発する人への注意点について、すずっちなりの意見をまとめました。バタバタ4号とはサヨナラしましょう!


やりたい事をやりたいだけ複数にやっていても「バタバタしないようにするには、どうすればいいのか?」これは、コツがあるのですがまた別の機会にバタバタ退治のコツなどお伝えできればと思います^^。

「バタバタ」を使いすぎないようにしようと思った方や、バタバタ君退治をしようと思った方、少しでもいいなと思った方は、ハートをタップ(クリック)、フォローして頂ければと思います^^。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?