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【週刊ユース分析】プレミアリーグ 2021 EAST 注目選手をチェック!

さて、いよいよ始まりますね!2021年 高円宮杯プレミアリーグ!!

昨年は残念ながら正規のレギュレーションで開催されませんでしたから、およそ1年ぶりの2種年代最高峰の戦いという事になります。

今回のnoteでは、今年のプレミアをウォッチするにあたり、個人的に注目してみたい選手を挙げてみたいと思います!


かく言う私も絶賛勉強中なので、「この選手を忘れているぞ!!」みたいな推薦がありましたら、是非とも教えていただきたく🙏


■青森山田高校
 宇野 禅斗選手 Uno Zento (MF/3年)

東の王者・青森山田。

最も有名なのは1年生から選手権を沸かせていた松木玖生選手だと思うのですが、あまりにも有名ですのでここでは敢えて宇野選手をチェック。

特徴は何と言ってもボール奪取力。前後左右に90分走り続けるボランチです。

最近4-3-3が流行っていてワンボランチが主流になりつつある中で、ビルドアップが備わればどのチームも欲しくなる選手ではないでしょうか!


■浦和レッドダイヤモンズユース
 工藤 孝太 Kudo Kota (DF/3年)

見ての通りの体格!で年代別代表の常連。
更に21年度は2種登録されておりトップデビューも視野に入る逸材。

槙野選手の後継者選びは浦和の喫緊の課題で、昨年青森山田から入団した藤原優大選手と共に次世代の浦和を背負って立つか。

ルヴァンも注目です!

★U-16/U-17 日本代表
★21年度 2種登録


■大宮アルディージャU18
 小澤 晴樹選手 Ozawa Haruki (DF/2年)

こちらも年代別代表常連のDF。

昨年は1年生ながらプレミアリーグ開幕戦でベンチ入り。2節東京戦ではスタメンフル出場を果たしています。

大宮はユース出身の選手がトップに上がって即活躍するケースが多いですから。
今シーズン開幕トップデビューでいきなりゴールした2つ上の先輩・柴山昌也選手の後に続けるか。
長い目で注目です!

★U-15/U-16 日本代表


■市立船橋高校
 針谷 奎人選手 Hariya Keito (DF/3年)

鈴木唯人選手(現・清水)以来、なかなか世代別代表が出せずにいる名門にとって、針谷選手は最有力候補。

強豪ひしめく千葉を制した昨年の選手権で、2年生ながらディフェンスラインに君臨。
面白いのが、中学生の時に懇願され1年間だけバレー部にも所属していたという異色の経歴。

バレー部ってボールの落下点に入るのめちゃくちゃ上手いですし、独特のジャンプの仕方で最高到達点はどのスポーツよりも高いですからね。

本人もこの1年が効いている!と述べています。
空中戦に注目です!


■柏レイソルU-18
 田中 隼人選手 Tanaka Hayato (DF/3年)

毎年たくさんのプロ(トップ昇格)を輩出する柏U18において、間違いなく来年プロになるであろう左利きのCB。
すでに2種登録が発表されています。

柏のCBでは大南琢磨選手、上島拓巳選手の若手が絶賛成長中ですが、その中にこの田中選手も食い込んでくるか。

同年代の中に入るとどれだけ違いを示すのか。対人の強さと左足のフィードに注目してみたいと思います!

★U-15/U-16/U-17/U-18 日本代表
★21年度 2種登録


■流通経済大学付属柏高校
 川畑 優翔選手 Kawabata Yuto (FW/3年)

昨年の選手権決勝で延長戦の末、市立船橋に敗れた流経大柏において、藤井海和キャプテンのパスを前線で受けていたのがこの川端選手。

昨シーズンのプレミアでも9番を付けて先発。今シーズンは絶対的エースとしてチームを引っ張ります。

大豆戸FCJY出身のFWという事で小川航基選手(現・磐田)の系譜ですから、そういった点でも注目しております!

★U-17 日本代表


■FC東京U-18
 梶浦 勇輝選手 Kajiura Yuki (MF/3年)

身長は169cmと小柄なのですが、とにかく動いて受けて、出して動く選手。中盤でリズムを作る遠藤保仁タイプですね。
世代別代表ボランチの筆頭で、昨年のプレミアでも先発スタメンに連ねています。

昨年、高校2年生の時点での2種登録は鳥栖の中野選手と同じですね。将来のFC東京を背負って立つ存在出ることは間違いないでしょう!

★U-15/U-16 日本代表
★20年度/21年度 2種登録


■横浜F・マリノスユース
 諏訪間 幸成選手 Suwama Kosei (DF/3年)

昨年は2年生ながらマリノスDの真ん中に君臨した諏訪間選手。こちらも世代別代表の常連で、2種登録も経験済み。

その堂々たる雰囲気、調べてみたらお父様 プロレスラー(リングネーム諏訪魔)なんですね!
身長183cmということですが、まだまだ大きくなるんですかね。将来性も含めて注目していきたいと思います。

ヘディングのゴールも魅力!

★U-15/U-16/U-17/U-18 日本代表
★20年度 2種登録


■横浜FCユース
 杉田 隼選手 Sugita Hayato (DF/3年)

史上初のプレミア昇格を果たした横浜FC(ちなみに2020のプレミア関東を制しています!)において、2年生ながらDの中心だった選手。

11月に怪我をして代表辞退しているのが気になりますがプレミア開幕戦には間に合ったか。
横浜FCユースの真の実力を計るうえでも要チェックです!

★U-15/U-16 日本代表


■清水エスパルスユース
 鈴木 奎吾選手 Suzuki Keigo (MF/3年)

ボールタッチ数の多さ、パス、ドリブル、奪取となんでもできるDMFで、まさしく新生清水の心臓。
王国復活、それから清水プレミア初制覇のカギを握る存在。

足元ありながらもポーカーフェイスで飄々とプレーします。いいですねー。こういう選手。超好みです!

★U-15/U-17 日本代表


それから、新1年生枠として清水の選手をもう一人紹介させてください!

 田中 侍賢選手 Tanaka Jigen (FW/1年)

昨年中学3年生(清水JY)ながら飛び級でユースに帯同。
小柄ながら速さと上手さでカテ上でもきっちりゴールを奪うザ・ストライカー。

どんな選手ですか?と問われたら・・・何と言えばいいのでしょう。一言、センス!です(笑)。
ゴール前への入り方とシュートが上手い。強いて言えば大久保嘉人選手のようなタイプ。

高校生になって体格も体力もより一層つけて、高円宮杯を狙う(ルパンの)次元。期待せずにはいられません!!

★U-15/U-16 日本代表



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自分なりに注目選手を並べてみましたが・・・何でしょうこのロマン。
いい若手を見ると、推しのチーム以外でもワクワクしますね!


伸び代無限大なのが2種の特徴ですから、この中でシーズン中にトップデビューする選手もいるでしょうし、また今回取り上げられなかった選手がヒーローになっている可能性も十分にあるわけです。

今回の記事が、皆さんの興味のはじまり、あるいは深掘りの一助になること祈念いたしまして。

今シーズンも愉しみましょう!!



本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!


※ゲキサカさんはじめ、たくさんの写真を借用させていただきました。問題ありましたら個人的に連絡いただけましたら幸いです。
※記事中の”日本代表”は、候補トレーニング選出も含みます

全ては高円宮杯プレミアリーグの発展、それから日本サッカーの未来のために!






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