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抽象的人間になっていませんか…。

突然ですけど…

それ今なの?

っていうことありませんか?

仕事や学校、家庭、社会生活、人間関係の中で
「いま?」言う?

ってこと多くないですかね。

別に今じゃなくてもいいのに「今かよ!」ってやつです。


後でもいいのに相手の状況を気にせず
自分の意見をどしどし応募してくるやつ。

仕事ではよくある光景です。
「お前、今こっちの状況見て言ってんのか?」
って思ったことは誰でもあるはずです。

手が離せないときや
耳を傾けられないときに限って
ゴリゴリに割り込んできますよね。

これを抽象的人間と呼びます。


抽象的人間の定義ですが
「あれ」「これ」「それ」
のような抽象的な表現を多く使用する人のこと。
思考そのものが抽象的であり建設的でない人のことです。

そういう人って何も考えず頭で感じたことを
すぐに口にすることが多く
他人の状況なんてまったく無視。

関係ありません。

なんでそうなるかって、、、抽象的だからです。


抽象的なだけでそうなっちゃうの?
…ってことですが

なります!

例えば、目的や目標があった場合
ゴールが具体的な方が達成しやすいと思いませんか?


「走る」ということで例えると

100m走るのか42.195kmのフルマラソンを走るのでは
同じ「走る」でも気持ちも体力も全然変わってきますよね。

そんなの当たり前。

って思うかも知れませんが
案外と誰もが自覚していないことが多いものなので
意識しないと気づけないと思います。

仕事で部下や仲間に「走ろう」と声をかけているとき
自分は100mのつもりでも
相手はフルマラソンと思っていることが多いものです。

表現とは
何回も繰り返し意識しているうちに磨かれ、
表現できた分だけ自分の個性や感性が明確になってくる
ので
個性ができていればそんな抽象的な表現にはならないものです。

なので抽象的人間は
何も考えていないっていう結論になるわけです。

逆にしっかり具体的に物事を捉えられる人は

「いまかよ!」
っていうタイミングで声を掛けたりしませんから。


そんな抽象的人間に関わると
その曖昧さに振り回されて
自分の貴重な時間を超ムダな時間に変換させられてしまうので注意です。

そして自分も
気付かない内に抽象的になっちゃう時代ですので
意識して抽象的にならない努力をしていきましょう。

前回の抽象的人間のお話し…


追伸
仕事のできる人は「抽象的思考を持っているとか大局観がある」と言われていますが今回の話は「抽象的=何も考えていない」という側面から見ていますので「抽象的=ボンクラ」という話ではありません。


この本めちゃくちゃオススメ!!


ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。