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欲求を断ち切る方法

人は欲求を満たされることで喜び、満たされないと不満になります。

欲求があるから
イライラしたり
人と衝突したりもします。

欲求をコントロールすることで
自分の心をもコントロールできるようになるのですが、、

「欲求を断ち切れ!」「無くせ!」
と言われてもそう簡単には克服できませんよね。


ある意味では、この欲求があるから
目標に向かって突き進むことができたり
反対に自暴自棄になったり…
それが人間として生きている証ともいえます。

それを簡単に断ち切れ!って言われても…

そもそも人間の性質には求め続ける習性があるため
求め続ける限り「執着」は消えないのです。

心の反応でどうしたって発生するものですし
心の反応を無くすことはできませんよね。


では
求め続ける心を解放したり
欲求を断ち切るにはどうしたらいいのでしょうか?


結論ですが…

断ち切れません(笑)


心の反応がある以上、これは諦めましょう。
そういうものと割り切っちゃうことがベストです。

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…といっても不満の感情が出たり
その状態に悩み苦しむこともあるでしょう。

諦めましょうと言いましたが
決して解決できないわけではありません。


そういう心に振り回されないための効果的な
超簡単な方法を2つご紹介します。


①「心の状態を言葉にして見る」
今の心の状態を言語化することで外から俯瞰で見ることが可能になります。

「私は今イライラしている」
「私は今むかついている」

こうすることで思っている事と一体化せずに
離れた状態で見つめなおすことができるのでとても不思議。
やってみれば分かりますが
書いた文字を見返すと「自分はこんな感情だったんだぁ…」
一歩引いた客観的な目線で見ることができ、
その時の感情を受け入れやすくなります。
ネガティブな感情を書きなぐっているだけでも全然OKです。

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悩みは紙に書くより誰かに話したい!

という人も多いと思いますが人に話す場合は、
心理的に相手によく見られたいと思ってしまうので
本当のことを言わなかったり、
嘘をついてしまう自分が必ず存在してしまいます。

なので誰かに相談して不安が消えるということは
実はあまりないらしいです。

そもそもですけど自分の肛門の穴を見せるくらい恥ずかしい姿を
他人に見せられないのと同じで
本当の自分の姿はある意味で自分にしか分かりません。
自分と向き合い自分を客観的に見れるようになることが
実は最大且つ、最短の近道でもあるのです。

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書いた紙は恥ずかしいので捨てても構いませんが
日記のように後で見返してみる事をおすすめします。

すると後で見返した時
「どうでもいい事が書いてたなぁ」と思えて気が楽になります。
こんな事に悩んでたの?って。
一年前の今日、
自分がどんな感情で過ごしていたか覚えている人っていますか?
記念日とかでない限りほとんどいないと思います。
振り返ってみれば悩みなんてそんなもんなのかもしれません。

とにかく
自分がどのような感情にあるのか、
そしてなぜそのような感情になっているのかを
客観的に捉えることがポイントなので
まずは今の「心の状態を言葉」にしてみましょう。


②「心の外側を意識する」
当たり前ですが心とは自分の内側に存在しています。

その心に反応してしまう心と一体化してしまうんですね。
スターウォーズ的に言えばダークサイドに堕ちてしまうイメージ。

なので取り込まれないためには
心をなるべく外側に向けることです。

外に向けると言ってもそんな難しいことではなく
身体の感覚に集中したり外の景色に集中したり
焦点を自分の内側から外側にズラすだけです。

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なので運動したり散歩したりドライブしたり
読書したり映画を観たり
まぁなんでもいいんですよ。

何も考えずぼーっとしていると自然に心の内側のことを考えてしまうので
集中できる何かに意識をズラしてみましょう。

それでも集中できないという人がいますが
それなら数字を数えてみてください。

集中して数字を数えることで勝手に外側に意識が向かうはずです。


このように心に振り回されない方法を身につけることで
欲求をコントロールしストレスに向き合ってみてはどうでしょうか。

そして自身の欲求と向き合い
欲求をコントロールし欲求に振り回されない自分を構築してみてくださいね


ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。