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育休様って何?

この記事は、2018年に別途書いた記事を掲載しています。
テーマは「専業主婦」は差別用語になるのか?というお題でした。

この21世紀に入り、LGBTQをはじめとして、様々な差別用語的なものが氾濫しているように感じます。
果たして、その意味を人それぞれが、勝手に自分に都合よく解釈して使用しているようにも感じています。

最近の新聞で読んだ記事の中に「育休様」についての記事がありました。
今回は、それには触れず、数年前に書いた記事を多少変更して、書いています。

昨今の女性の社会進出だの、働き方改革だの、ことばに踊らされて、安易に使うとそれが差別用語として捉えられかねない、ことばが増えてきているように感じます。

少し前、それが「専業主婦」です。

生徒と父兄面談で、ご家庭の様子を純粋にお聞きしたいとかんがえているのですが、「お母さまは専業主婦ですか?」 と聞いてよいのか迷います。

「お母さまは働いていらっしゃいますか?」 と聞けばよいのだろうかとも迷うのです。
最近では、「お母様もはたらいていらっしゃるのですか」とさらりとお聞きしています。

もちろん、家計を支えるためにパートで働いている方もいます。

子育てが一段落し、小学校高学年ともなれば、塾だの習い事があって、母親が家にいなくとも代わりに父親がいたり、祖父母がいたりすれば、お母さんは現場復帰でバリバリキャリアを取り戻して、まさに女性進出そのものという方もいます。

小学生の子供がいる場合は、個人的にはまだまだ母親のサポートが必要だと考えています。

非行に走らないようにとか、規則正しい生活リズムを身につけるとか、食生活をしっかりして将来の身体を作るなどお母さんの家庭での役割はまだまだ多いはずです。

もちろん、それに代わって、父親や祖父母が面倒を見るということもそれはそれで、各家庭の在り方ですので、よいと思います。

しかし、各ご家庭の様子をお聞きするにあたり、「専業主婦」 という言葉を使ってよいものか最近悩みます。

相手が差別されているとか、見下げられていると感じなければよいのですが、家計を支えるために必死に働いている人に使ってしまって悪意にとられるのではないかと心配してしまいます。

考えすぎだといいのですが、純粋にお聞きしたいだけなのですが、なんだか面倒くさい世の中なだぁと感じてしまうわけです



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