子どものモノが欲しい気持ちの向き合い方とお金の使い方
4歳の息子は、最近少しずつ物欲が芽生え始めました。
とはいえ、何でもかんでも目についたものを欲しいと言っているわけではないのは分かる。
だからこそ、どう対応すべきか結構悩みましたが、少しずつどう対応すればいいのか定まってきたので、まとめておきたいと思います。
欲しい理由を伝えてもらう
一昨日、家族で本屋さんに行ったときのこと。
息子は、電車のおもちゃに一目ぼれをしたようで、「これが、どうしても欲しい」と言いました。
でも、正直おもちゃはこれ以上増やしたくないほど家にはたくさんのおもちゃがあります。
「でも、家にもうたくさんおもちゃあるでしょ?」と言うと、「ほしいほしい」と泣き出しました。
よく見かける光景ですね(笑)
買いませんで終わらせるのもなんだか違うように思い、なぜこのおもちゃがほしいのか説明させることにしました。
私「家にもいっぱい電車のおもちゃはあるけど、なんでこのおもちゃがほしいのか教えて?」
息子「赤い電車がいいから」
私「赤い電車も家にあるでしょ?」
息子「トーマスが描いてない赤い電車がほしいの」
泣くのをやめて息子も必死に家にある電車と欲しい電車の違いを探して言葉にしていきます。
ここは、息子の勝利です。
時間を置く
欲しい理由が見つけられたので、次のステップ。
「でも、その時ほしいと思っても時間が経ったらそれほどほしくなかったってこともあるんだ。だから、今日は帰ろう。今日寝てもずっとほしかったらまた買いにきたらいいよ。」と言うと、しぶしぶ納得してくれた息子。
家に帰ってからも電車のことが忘れられないようで、ずっと売り切れないかどうか心配したり、サンタさんにお願いすると言って、夜の読み聞かせの絵本にサンタさんの絵本を選んだりしていました。
次の日の朝も、電車の話ばかりする息子。
「寝てもずっと電車のこと忘れなかったよ!!!」
この熱意にましても息子の勝利。
自分のお金で買う
息子がもらったお小遣いやお年玉の一部をひとまず息子の財布に入れて、ほしいものが見つかったらこのお金で買ったらいいよと言っているお金があります。
どうしてもほしいものが見つかったら、自分が持っているお金でほしいものが買えるかどうか確認しました。
息子がほしかった電車のおもちゃは、1,320円。(結構高い…笑)
財布に入っていたお金は、2,000円と小銭が数枚。
100円玉を4枚数えていたので、「それで足りるね」と言うと、安心したような顔で「よかった~」とニコニコ。
財布にお金を戻して、大事そうにリュックに入れて、電車をお迎えに行きました。
お店までは歩いて行ったのですが、帰りはエンドレスで「線路は続くよどこまでも~♪」とお歌を歌いながらご機嫌さんで帰ってきました。
自分の欲求と向き合い、言葉にし、お金を使う経験ができた息子は、また一歩成長したのでした。
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