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【子育てエッセイ】成長のスピードは、環境と素質の掛け算。

同じ親が育てているのに、長男と次男はまるで性格が違うのでおもしろい。

0歳育児でもこんなに違うのかと驚きの連続なんです。

長男の0歳育児よりも次男の方がとても育てやすいのは、きっと2人目だからではなく生まれ持った素質の差なのだろうと思います。

2人を育てて思うのは、成長のスピードは、環境と素質の掛け算だということ。

長男は慎重派で、何をするにも用心深い一面がありました。新しいこと=怖いという方程式があったのです。

・お風呂の水が怖い
・歯磨きが怖い
・鼻水吸引が怖い
・注射が怖い
・滑り台が怖い
・いつもと一緒じゃないと不安
・物音が怖い

新しいことやいつもと同じでないと強い不安を感じていたので、泣く回数も多かったです。

でも、成長につれてどうすれば安全に楽しくできるのか考えて、少しずつ挑戦する姿も見られるようになってきました。

年少のときプールに入れなかった長男は、無理強いされることなく、見学コースを貫き通したのですが、それが許される環境がありがたかったと思っています。

水泳に通って慣れさせたら?と言われたこともありましたが、トラウマになりそうだったので、特になにもしませんでした。

それでも、年中のプールでは泳ぐまでできるようになったんです。

一方の次男は、好奇心旺盛。生後3ヶ月のお食い初めのときに、ご飯を食べようと口を開けていました。そんな次男の中には、新しいこと=興味という方程式があるようです。

・お風呂のお湯はとりあえずバシャバシャ叩いてみる
・歯磨きは僕もやりたいと前のめり
・鼻水吸引は、ジュルジュルたのしー!と笑顔
・注射は先生の顔を見てる間に終了(泣いてない)
・滑り台は真顔(笑)
・いつもと違っても楽しければOK
・物音がするとキョロキョロ

とりあえず、これなんだろう?と思ってる間に色んなことが過ぎ去っています。

わたしは、離乳食も予防注射も歯磨きも鼻水吸引もとにかく拍子抜け。

長男のときはこうだったからと考える必要はありませんでした。

長男に比べても次男の方が生きやすいだろうなとは感じますが、こればかりは性格だから、親としてはその子に合わせて対応を変えていくしかありませんね。

長男は、慎重にあらゆることを考えながら成功体験を積み上げて彼のスピードで成長しています。

次男は、とりあえずやってみて失敗から学んでいくのでしょう。いつか大怪我しなければいいのですが。

共通していえるのは、無理に挑戦させようとさせたり、危ないからと抑制したりするのではなく、それぞれの素質やペースに合わせて、挑戦できる環境を整えるてあげることなのだと感じるのでした。

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