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発達よりも大事なもの

昨日は、息子の3歳半検診。

恥ずかしがり屋の息子は保健師さんの質問に答えることができず、個別相談を受けることに。

その中で感じたことを書いておきたいと思います。

結果的には今すぐ指導を受けなければいけないというわけではないけれど、少し発達はゆっくりめだと言われました。

半年ごとに案内を送らせてもらうので、一緒に発達の経過を見ていきましょうとのこと。

実際には、私は息子の発達を心配していたわけではありません。

初対面の人の前で話す機会や緊張した場面で分かっていることを伝えられた経験は、後の息子の自信にもなると思ったのです。

私も息子と同じタイプで、幼少期慣れていない場所や人の前で話すことが怖かったので息子の気持ちが分かるからこそ、知らない大人と話す成功体験を積んでおきたいという思いがありました。

やる前は勇気がいるし不安だけれど、やってみれば案外自分できるじゃんって思うものだと思うんですよね。もはや、それの連続です。

個別相談では、発達を見るために簡単なテストのようなものをいくつか受けたので、ここに残しておきたいと思います。

1.積み木:心理士さんと同じ形を作る、言われた数の積み木をお皿に入れる

簡単なものはすぐに作れたけれど、少し複雑なものは自己流にアレンジしていた。

数は1こは1こ、2こは2こお皿に移動できたけれど、3こは2こ、4こも2こ入れた。

2.お絵描き:好きなものを描く、言われた図形を描く

いつも家で描いているような絵を描き、言われた図形は、◯と+は描けたけれど△は描けなかった。

3.比較:長さや重さの比較をして正しいものを答える

目に見える長さは全問正解、重さは比較する前に選んで渡した。

4.モノの名前を答える

傘やメガネ、靴などモノが書かれたカードを見て、答えた。心理士さんに言うのが恥ずかしかったので、私に向かって答えた。

すごく頑張って小さなかすれるような声で言ったので、靴は「くちゅ」、傘は「かしゃ」といつもの滑舌では言えなかった。

5.モノに対して適切な動詞を答える

靴を履く、傘をさす、服を着るなどモノに対して適切な動詞をまた私に向かって答えた。

6.少し長めの一文を聞いた通り復唱する

雨の日は傘をさしますなど少し長めの一文の復唱は、少し省略して答えた。

7.折り紙:先生が折った通り、同じ形に折る

先生が作ったおりがみとは全く違うものを折った。後から聞くと、以前私と折ったハロウィンの折り紙を折ったと答えてくれました。

こんな感じで息子はいつもの本領を発揮できなかったけれど、初めての人の前でほとんど話さない息子にとってはすごく頑張ったし、いい機会になったと思います。

今の発達も今見られる姿も全て成長の過程に過ぎません。

ずっと続くわけではないからこそ、成長を長い目で見守ることを大切にしたいと感じた一日でした。

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