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たった5ミリの捉え方の違いで、世界が変わる。

こんな人生を送れたら
こんな人間になりたい
こんな恋がしてみたい
物語の誕生である。

大多 亮

自分がすること、選ぶこと、見ること、聞くこと、自分の身に起こること、すべて「宝くじを買っている」と考えればいいのではないだろうか。何か別の大きなものになるかもしれない、と。

ヨシタケ シンスケ

この2つの文章は、最近ノートに書き留めた琴線に触れた言葉です。

書き写した後に、人生は「何が起こるか」「何を手に入れるか」「何をするか」ではなく、
意味づけ次第なのかもしれないな、と思いました。

そして、今に満足しきってしまったら、物語はそこで終わってしまう、とも。

これまでの人生に意味づけをしながら、これからの未来を描くことが、生きることなんだと感じたのです。

私は、家族と美味しいものをお腹いっぱい食べることもできるし、着たい服を着ることもできるし、行きたいところに行くこともできるけれど、なんとなくこのままじゃいけない気もしていて、もっとこうだったらいいなと思うことがたくさんあります。

それは、自分自身に対しても社会に対しても。

そんな自分はないものねだりでワガママなのか?と思うことも時々あるけれど、それが物語の始まりなのだと捉えると、なんだかワクワクしてきます。

今あるものに感謝して満足することは、もちろん大事で、でも、同時にもっとこうしていきたいと思う気持ちを持つことも大切なのだと思います。

私は、子どもを産んで、たくさんの喜びと生きがいを手に入れて、それと同じくらいの葛藤と悩みも抱えるようになった。

独身の頃の"今"しか見えていなかった時よりも「先の未来」についても考えるようにもなったからこそ、物事を慎重に選択するようになったと感じます。

子どもを産む前は、当たり前のように、子育てしながら仕事をしていくものだと思っていたから、「育児と仕事の両立のバランス」「マミートラック」「キャリアの停滞感」に悩むことは想像もしていませんでした。

今をこなすだけの忙しい日々になんとなく違和感を感じて突っ走りつつも、ふとこのままでいいんだっけ?と何回も立ち止まったり、行動してきた2年間。

noteに自分の日々のことを書くようになって、同じように悩んでいる人がたくさんいることを知りました。

ちっぽけかもしれないけれど、過去の私のような人のために本を書きたいとKindle本を出版もしました。

それは、私がこうでありたいと思って行動してきたことが物語となったからなのだと思えたら、苦しいと思うことを経験することも必要なことだと思えてくるのです。

そして、書くことを通して、ずっと人生に意味づけしながら、未来を描いてきたのかもしれないと感じるのです。

一方で、意味づけができなければ、ただ苦しくてしんどくて疲れる毎日になってしまう。

今考えている手帳づくりは、自分がチリツモでやってきたことを書き溜めて、意味づけしていく手帳にしたいなと思いました。

こんな手帳があったらいいなは、物語の始まり。

手帳づくりの物語を、これからもnoteに綴っていきたいと思います。

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