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【子育てエッセイ】息子に気づかされたわたしが本を好きな理由

「なんでママは、本が好きなんですか?」

夜寝る前に、長男とお話をする時間がわたしの気づき時間となっています。

子どもの純粋な疑問には、毎回考えられるんです。

最近のエッセイでも書きましたが、これからの時代必要だと思う能力の一つである問いの力をひしひしと感じています。

今日は、息子にもらった問いから考えたことを書きたいと思います。

本を読むと広がる世界

飽き性のわたしが本を読むのは、幼少期からずっと変わらない好きなこと。

きっと飽き性だからこそ夢中になり続けられているのかもしれません。

どんな年代でも、どんな興味を持つ人でも、どんな気分のときでも、人も場所も時間も選ばないのが読書の魅力。

自分の知らない広い広い世界を知れるツールが本なんです。

本を書くと出会う自分

本を読むことは、自分の外の世界を知ること。

本を書くことは、自分の内の世界を知ること。

ここ数年で、本を書く側にもなって、本を書く作業ほど自分の内側に向き合えることはないと感じます。

何を見て、聞いて、感じて、経験してきたか、価値観を1冊に凝縮する作業が本作りです。

自分の内側から湧いてくる書きたいことが、人生を通して向き合いたいこと、まさに人生のテーマなんですよね。

その時々で変化していくテーマが、生き方につながっていきます。

なぜ、本が好きなのか。

なぜ、本を好きか。

考えれば考えるほど、自分の価値観と向き合う時間となりました。

息子には、「知らないことを知れるから」と答えましたが、まだまだその一言では片付けられない理由があります。

noteに書いてみて、改めてわたしは考えることが好きなんだろうなと気づいたんです。

会社員時代、仕事を辞めたいと思った一つのきっかけだったようにも思います。

言われたことだけをする虚無感。
こうした方がいいかもと考えても実行できない無力感。

この環境は自分にとって何事にも変えられない苦痛でした。

どんなことをしたいかよりも大事なのが何をしたくないのか。

今、フリーランスとして仕事をするようになって、自分で考えて仕事をしたり、提案できる環境がすごく楽しいんです。

今後の方向性としての軸もより明確になりました。

まとめ

息子の問いを通じて、好きなこと嫌いなこと、やりたいことやりたくないことをより明確な言葉で表現できるようになりました。

書くことが大好きなことも、考えることが好きなんだろうということに着地しました。

自分で考えて、自分で選択できる人生に。

それを本作りを通して実現できたら、幸せです。

あなたもぜひ、「なぜ、好きなの?」の答えをを探す旅に出かけてみてください。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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須山ゆず|ライター・暮らしと言葉の研究所
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