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フツーの日常から気づく「オリジナリティ」

飽き性な私が一番長く続いている趣味が「写真を撮ること」。

もう写真を撮り始めて10年目。

好きなフォトグラファーさんのInstagramを見るという毎日の日課も同じく10年目突入です。

昨日、久しぶりに大好きなフォトグラファーさんの写真の教科書を手に取りました。

4人のフォトグラファーさんが自身が撮る写真のコンセプトに掲げているのは、「なんでもない日常」。

「なんでもない日常」の中で見つけるそれぞれのオリジナリティや世界観がとにかく素晴らしいのです。

・何気ない日常の光と影(misuzuさん)
・日常と非日常の「間」(澤村洋兵さん)
・大切な人と過ごす時間(jyota tomonoriさん)
・なんでもない道(コハラタケルさん)

そして、コハラタケルさんの言葉の素敵なこと。

「絶景ではなく、誰もが日常生活で歩くような、なんでもないただの道。ふつうの人なら見過ごしてしまいそうな道でも“視点を変える”ことで絶景にも負けない光景になります。また、絶景はふつうに撮っても絵になりますが、なんでもない道では工夫を凝らさなければいけません。だからこそ絶景では得られないオリジナリティが生まれるんです。

なんでもない日常に物語を CARBON写真の教室

自分探しの旅に出ても結局自分を見つけることができなかったというのはよく聞く話。オリジナリティや自分らしさというのは、非日常ではなく、何気ない日常から見つかるものなのかもしれません。

大切なことは、人と違う経験よりも人と違う視点。

同じような毎日を過ごしていたとしても
・何を感じているのか?
・何を考えているのか?
・何を大切にしていきたいのか?
・何が好きなのか?
は人それぞれのはず。

日常の中で見つける自分の「いいな」と感じる感性、心が動かされる経験、暮らしの中の工夫こそがオリジナリティなのだと思います。

そして、このオリジナリティを表現することが日常に楽しさや彩りをもたらしてくれる。

日々考えたことや暮らしの工夫を文章に綴ることや何気ない子どもの発見やしぐさ、表情を写真に写すことがたまらなく楽しい。

オリジナリティが見つかると、フツーの毎日がキラキラ輝き出すような気がするのです。

葉っぱの魚釣りをするというオリジナリティあふれる遊びをしているふたり🎣


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