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子どもに伝えたい言葉が詰まった絵本
昨日、本屋さんで運命的な絵本と出会ってしまいました。
それが、こちらの絵本「きみのことがだいすき」。
私と息子が絵本コーナーにいるとぶらっと見に行った夫が一冊の絵本を手に戻ってきました。
「絵本ランキング3位のところにあって、いいこと書いてあるよ」と言うので、パラパラとめくってみると、そこには癒しの絵と子どもに伝えたい言葉がたくさんあったのです。
私は、これを買う!と即決。
息子は別のおもちゃに夢中だっので、こっそりと購入して車の中で「今日この絵本読まない?」と言うと、「読まない」とポツリ。
絶望していましたが、その5分後には出番がやってきました。
家に着くとまだお出かけしたいとご機嫌ななめで頑なに家の中に入ろうとしません。
「今の〇〇ちゃんとこの絵本の中のりすちゃんが同じ気持ちのページがあるよ?」と言うと、「どれ?」と少し絵本に興味を持った様子。
泣いているりすがお母さんにぎゅーしてもらっているページを見ながら、「お母さんはりすちゃんが泣いている理由は分からないみたい。」と話すと、息子は「お母さんに甘えたかったら泣いてたんじゃない?」と答えました。
そして、自分もママとぎゅーしたいと言ってきたのです。
私は息子をぎゅーと抱きしめて、その絵本を読みました。
ぎゅーしているページを読むたびに「ぎゅーする!」と言って、読み終わるたびに「もう一回!」とリクエスト。
「寒くなってきたし、家の中で読もう?」と言うと、すっかりご機嫌になって、「うん!」と言って、家の中でもひたすらリピート。
楽しい、嬉しい、うまくできた、思い通りになった、そんなプラスの感情ではなく、悲しい、寂しい、失敗した、みんなと同じようにできなかったというマイナスの感情との向き合い方、そして何よりもそれを受け入れてくれる親がいること、ありのままの自分でいいということを教えてくれる絵本です。
親子のお気に入りの一冊となりました。
子どもに伝えたい言葉がたくさん詰まった素敵な絵本。
ぜひお子さんと読んでみてください。
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