【子育てエッセイ】「なんで勉強するの?」の答え持っていますか?
今日は久しぶりの子育てエッセイ。
「なんで勉強するの?」と5歳の息子に聞かれ、勉強する意味や子どもにどう伝えるのかに感度が高まっています。
今日のnoteは、人によって、または伝える子どもによって「なんで勉強するの?」の十人十色の答えをまとめておこうと思います。
5歳の息子が抱いた「なんで勉強するの?」の質問の本質
息子の性格は、とても慎重派。それでもって、負けず嫌い。
「なんで勉強するの?」の質問の裏に隠れていた気持ちは、「勉強は難しそう。できなかったらイヤだな」でした。
基本的に、新しいことは怖いと感じる息子にわたしは「今かいちゃんが恐竜の図鑑を読んだり、英語の歌を覚えたりしていることも勉強っていうんやで。それから、たとえば英語を勉強すれば外国人と話せるようになったり、ひらがなを勉強すれば読みたい本が読めるようになったり。勉強すればできることがいっぱい増えるんやで」と伝えました。
わたしが息子に伝えたかったのは
「学ぶことは楽しい」
ということでした。
ほぼ日手帳に一言にあった言葉
ほぼ日手帳の5/4の今日。
「なんで勉強するの?」の糸井さんの答えが書かれていました。
糸井さんが娘さんに伝えた言葉からわかるのは、娘さんはともだち想いの優しい子だということでしょう。
夫に響いた叔父さんに言われた勉強する理由
「どうせ英語なんて使わへん」
幼少期夫が叔父さんにポツリとこぼしたときのこと。
いつか使うかもしれないとかやらないといけないからとかいつも言われていることが返ってくると予想していた夫は叔父さんの返答に驚いたといいます。
「そうかもね」
この一言で、聞く耳を持った夫。
「英語そのものというか考え方の勉強にはなるかもよ。違う国の人が使ってる言葉があるっていうことを知ったり、誰かが発見したことを勉強するとものの考え方は蓄積していくかもよ」
考えることが好きだった夫はそれだったら、勉強してみようと思ったといいます。
夫の息子に聞かれたときの答え
息子に「なんで勉強するの?」って聞かれたら、なんて答える?と夫に聞いてみました。
しばらく考えたあと、こう答えました。
「やりたいことを探すために勉強する。だから、一番おもしろかったことを教えてって言うかな」
テストで高い点数をとるためとか、将来の仕事に役立つかもしれないからとか、そんなことよりも自分が楽しいと感じること、おもしろいと思うことがなんなのか。
それを探しに行くために勉強するんだと伝えると、できるかできないか心配している息子は、のびのびと学んでくれるんじゃないかと話していました。
まとめ
「なんで勉強するの?」の答えは、十人十色。
親自身が学びに対してどんな価値観を抱いているのか、子どもたちがその質問をする意図を汲み取ること、そして子どもたちの素質を観察することが大事なんじゃないかと感じました。
あなたは、子どもにも「なんで勉強するの?」と聞かれたら、なんと答えますか?
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