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言葉と感情。自分と向き合うための言葉たち

今まで本と音楽にたくさんのお金と時間を使ってきました。共通しているものに言葉があります。

たくさんの言葉との出会いが知らない世界を見させてくれたり、感じていることを言語化してくれたりするのです。

昔聴いていた音楽を聴くと、あの頃の悩みや迷いを思い出し、懐かしい気持ちになりますよね。昔読んでいた本を開くとそこにはやっぱり自分の欲しい言葉があるのです。

もう人生の半分くらい聴き続けているアーティストがRADWIMPS。ボーカルの野田洋次郎さんの言葉と声は努力だけでは辿り着かないような域にあるような気がします。でも才能やセンスだけでも片付けられない。

持って生まれた声に努力に才能にインスピレーション。色々繋がり合って音楽と言葉が生み出されているのでしょう。

行き詰まった時は彼が書いた書き下ろしの本を私の欲しい言葉を探すように読むのが好きです。抱えている感情に名前をつけてくれて、優しい言葉をかけてくれます。

野心、大志、欲望、希望、不安、絶望、嫉妬、醜悪、慈悲、後悔、懺悔、無惨、優しさ、裏切り、悲しみ、冷たさ、あたたかさ。
諦めた人から見たら、きっとどれも同じでしょう。
ラリルレ論

頑張っているから感情が生まれるんだという気付きがあり、マイナスの感情を抱くことは悪いことじゃないよって言ってくれているように感じます。

今息子は人の感情、関わり、やり取りにすごく興味がある時期。日常の中で日々感じる感情を言葉にして教えてあげたいと思うのです。

自分の抱いた感情の名前を知るだけでも不思議と安心するものですよね。

感情を知るメリットは想像力に大きな影響があることだと思っています。もし他人が自分の知らない感情を抱いていても、その人が感じている感情がどんなものかは想像できません。

息子は遊びの中で車や人形を使ってセリフを言って日常の会話を表現したり、庭に咲くお花に「喉が渇いてるみたい」と言って水をあげたりしています。

これも息子が今まで色々な感情を経験してきたからできること。なにか表現活動やアウトプットするには吸収した何かが必要です。

感情を言葉や文章で表現すること、それは自分に向き合うことになるでしょう。今まで大好きで自分の中に吸収してきたことをnoteという場で表現し続けたいと思うのでした。

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