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「やりたいこと」と「やらなければいいけないこと」の境界線

自分がやりたいと思って始めたことがいつの間にかやらなければいけないことに変わっていた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

せっかく好きなことを仕事にできたのに、だんだんと義務感を感じるようになって、好きだったことが嫌いになってしまったり。

「やりたいこと」が「やらなければいけないこと」に変わる瞬間っていつなんだろう。

「やりたいこと」にずっとワクワクし続けることはできないのだろうか。

そんなことをふと考えていました。

悪いことも苦しいことも含めて全部好きになれて全力を注げるものが見つけられると幸せですよね。

一つの基準は、お金がもらえなくてもやりたいことかどうかだと感じます。

お金がもらえなくても全力で無我夢中で取り組んでいた小学生時代。

毎日目の前のことに全力で何をするにも楽しかった。

今日は「田」の漢字を習った。足し算ができるようになった。時計が読めるようになった。

毎日新しいことを知ることにワクワクして、楽しくて、世界がキラキラしていました。

やらなければいけないことが増えたのは中学生の頃から。

テストのために、受験のために、将来のために。

自分の内側から出てくる「やりたい」ではなく、将来の不安を解消するための「やらなければいけない」こと。

お金がもらえなくてもやりたいことは、将来の不安解消からではなく内側から湧き上がるやりたいことだから、純粋に楽しめるのだと思います。

「やりたいこと」が「やらなければいけないこと」に変わる瞬間は、お金が動機で仕事をした瞬間だと思うのです。

純粋にやりたいことでご飯を食べていくことは相当難しいでしょう。

私は文章を書くことを仕事にしたいと思っていますが、お仕事を受ける基準は、自分が心からやりたい、ワクワクしているかどうかで決めます。

細く長く楽しく続けていきたいお仕事の一つ。

焦らず「やりたいこと」を「やらなければいけないこと」にせず育てていきたいと感じるのでした。


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