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旅で心が動いたことから見える、人生に求めるもの。

自分が今まで旅をした中で、感動した場所はどこかについて考える機会がありました。

このきっかけとなったのは、『ザワつく!一茂 良純 時々 ちさこの会』という番組。

「日本の観光地で感動した場所はどこですか?」という質問のアンケートを外国人に取った結果が意外だったのです。

皆さんは、どこだと思いますか?

正解は…


1位は、なんと秋葉原。2位は、渋谷でした。

日本が誇れるものは、漫画やアニメの文化ということが証明されたように思います。

他には、富士山や浅草、鎌倉、スカイツリーなどもランクインしていたのですが、まさか秋葉原が1位なんて…。

私も今まで旅をしてきた中で、感動したところはどこだろうと考えてみることに。

夫との違いがまたおもしろくて、新たな気づきとなりました。

夫のベスト3は、
1.美ら海水族館
2.美瑛
3.モネの池

私のベスト3は、
1.しまなみ海道のサイクリング
2.沖縄の海でのダイビング
3.カナダのゲレンデでのスノボー

価値観がよく表れています。

夫は、非日常の空間、空気、時間、世界観を味わったり、浸ることが好き。

人が作り上げたものでも、自然が作り上げたものでも、そこで見るもの、感じるものに心が動かされるのです。

私は、とにかくアグレッシブな経験につきものの達成感と爽快感が好き。

どこに行くかよりも何をするかが大事で、そこに辿り着くまでに感じたスリルや不安に打ち勝った達成感に心が動きます。

もちろん、絶景を見るだけでも感動はするのですが、長時間のサイクリングでおしりに激痛を感じながら、突然の大雨に降られては、汗水流して渡りきった後に見るしまなみ海道は、それはそれは特別で。

初めてのダイビングで、背中に酸素ボンベを背負い、緊張しながら呼吸の練習をして、海に潜って出会った魚たちと海の綺麗さは、格別で。

カナディアンロッキーの1番高いゲレンデで、雲の上から滑り降りた時の決死の覚悟のスリルとドキドキ感は、もう最高で。(傾斜がすごすぎて、こけて尻餅ついたまま立ち上がれず、下まで滑り台のように滑り落ちた時は、止まった時笑いが込み上げた)

何回でも語れる最高の思い出たちなのです。

これは、人生に求めることと同じような気もしていて。

とにかく語れる人生にしたい。

ドキドキしながら、不安を抱えながらも、チャレンジする生き方を目指しているのだと思います。

車や飛行機、電車で、はい着きましたよと絶景まで連れて行ってもらうのでは満足しなくて、苦労や緊張、時にはハプニングも伴うからこそ、行き着いた場所が自分にとって大切で特別なものに変わるのです。

同じ場所へ旅に出ても、感動ポイントは人それぞれ。

心が動くポイントを探してみると、人生に求めるものが見えてくる、かもしれません。


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