子どもの歯磨きタイムが教えてくれたこと
歯は、親からの贈り物―
1日2回、1歳絶賛歯磨きイヤイヤ次男の仕上げ磨きをしながら、つくづくそう思うんです。
どんなに、子どもがイヤイヤイヤーーーと暴れまわっても、どんなに親が疲れ果ててヘトヘトでも、「もう虫歯になっても知らんで!」とか言いながらも、痛くならないように小さい歯を一生懸命磨いている自分がいます。
来る日も来る日も、どうしたら嫌いな歯磨きを楽しくできるだろうかって、頭を悩ませて闘っているんです。
しまじろうのぬいぐるみで磨いてみたり、
鏡で歯を見せながら磨いてみたり、
ご褒美のタブレットを与えてみたり、
子どもが歯磨きをしている動画を見せてみたり、
親の歯を子どもに磨かせてみたり…。
子どもの歯磨きタイムって、1日数秒のことだけど、なんでこんなに親を悩ませるんだろうか。
こうやって、工夫したり、考えてしているうちに、いつの間にか仕上げ磨きを嫌がらないで口を開けてくれるようになった長男が、いつか終わりが来るよと教えてくれます。
次男の歯磨きに手こずる毎日の中で、32年間生きてきて虫歯になったことがないわたしの健康な歯は、親の何年分の苦労の贈り物なんだとしみじみと痛感するのでした。