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コミュニケーション不足が、問題を複雑にする。

負の雰囲気が漂う職場に復職して、一か月。

困っている人がいても知らん顔。人のあら捜しをしたり、ピリピリイライラした空気感は、初日から感じました。

そんな中、ある社員が部下にパワハラをしているのを目撃してしまったのです。

誰も触れない、触れてはいけないような。そんな空気が流れていたので、そんな空気をかき回してみたことについて書きます。

人と向き合うと本音がぽろぽろ出てきた。

あなたのしてることは、おかしい。

その一言を言える人がいないと、行動はどんどんエスカレートしていきます。

ということで、直接本人に客観的なことを伝えてみました。

すると、本音がぽろぽろたくさん出てきました。

「もうこっちだってストレス溜まってるんですよ」
「ちゃんと教えたいとは思ってるけど、言ったことをなんにもやってくれないから、限界」
「上司だってめんどくさいからって、こっちに任せっぱなし」

本音を外に出すことって、とても大事だと思いました。

人は自分の視点でしか物事が見えないから、モヤモヤした本音を自分の中だけに留めておくと、どんどん増大していくのだと感じます。

そうしてるうちに、どんどん自分が被害者になって、相手を傷つけたとしても、自分の中では正当防衛になっていくんです。

一旦吐き出すことで、誰かが受け止める。

すると、自分自身も本音を客観的に受け止められると思うんです。

本音をさらけだすのは格好悪いことじゃない

本音をさらけ出すなんて、格好悪いって思うかもしれない。

でも、本音をさらけ出したからこそ、築ける人間関係もあるはずなんです。

ちゃんと教えたい気持ちがあることは、本人は知ってるのだろうか。

上司は本当にめんどくさいから押し付けたんだろうか。

どんな思いで、教育担当をしているのかを伝えていれば。

どんな経緯で、教育担当に選んだのかを伝えていれば。

決まった連絡事項だけでなく、もっと伝えるべきことはお互いにあったはず。

すれ違いを解消するには、とことん人と向き合って話すしか方法はないのだと思います。

まとめ

人と分かり合う手段にも、傷つける手段にもなりうる言葉。

一人で仕事なんてできないのだから、気持ちのいいコミュニケーションをとりながら人間関係を築いていけたらいいですよね。

仕事だけでなく、親子や夫婦の人間関係の問題も大半はコミュニケーション不足から生まれるのかもしれません。

あなたは、関係を築きたい人とコミュニケーションはきちんと取れていますか?

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