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すぐに決断・行動できない時はモラトリアム期間に

こんな働き方がしたい、こんな生き方がしたいと理想があっても、すぐに決断、行動ができないタイミングもありますよね。

結婚や出産など大きなライフイベントがあればなおさら。

過去の私は、悩むのが好きではないのですぐに白か黒か判断していました。

でも、子どもができてからは長期的な目線で少しずつ変えていく方法もあるのだと気付きがあったのです。

1人目を出産して復職後、仕事と育児のバランスに悩み仕事を辞めることまで考えていました。

けれど、お金がないという不安を乗り越えるだけの覚悟もなかった。

そこから子どもとの時間を大切にできるように家で仕事ができる準備をしようと情報収集をしたり、試行錯誤を繰り返し、小さな挑戦、小さな行動を積み重ねてきました。

仕事が辞めたいという思いから、今は仕事を辞めるための準備期間だと捉えられるようになったのは、その時に言われた夫の言葉が大きかったように思います。

「どんなすごい人だって下積み期間ってあるよね。」

ある本を読んでいたら、このような期間のことを「モラトリアム期間」と呼んでいました。

モラトリアムとは、こんな意味。

E.H.エリクソンの提案した精神分析学の用語。本来は「支払い猶予期間」の意であったのを転じて,社会的責任を一時的に免除あるいは猶予されている青年期をさす。生きがいや働きがいを求め,発見するための準備を整える。
コトバンク

今理想のライフスタイルを実現しているように見える人も自分と向き合い模索し、試行錯誤してきた時期があるんですよね。

すぐに行動に移せないような時だってあったはず。

波が来た時にしっかり決断や行動ができるように今はコツコツと体勢を整えていこうと思うのです。

そして、何よりもモラトリアム期間をも楽しみたい。

この期間に得た学びや気付きを最大限活かせるよう日々アンテナを立てて、自分の人生を主体的に生きられるように頑張ろうと思うのでした。

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