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【読書記録】hibi hibiのていねいな暮らし

時々、やってくる「何もかもやる気が起きない」、「重い腰が上がらない」、「面倒くさい」、の感情。

そんな時に、Vlogを見て暮らしのモチベーションを上げるのが恒例となっています。

YouTubeで「hibi hibi」というVlogを見ていたのがきっかけで、asakoさんの本を手に取りました。

「できることからやってみよう」、「暮らしを楽しむ工夫を取り入れてみよう」と思わせてくれる本の記録をまとめておきたいと思います。

暮らしの時間割表を作る

産休に入り、1日の時間の使い方を自分で決められると、「自由だ!」「何にも縛られない贅沢な時間だ!」とウキウキしたのは数日のもので。

もっと効率的に動けたんじゃないかとか、もっとやりたいことが進むはずだったんじゃないかと、モヤモヤを感じることが増えていきました。

仕事をしていた時は、職場にいることで実際に何か生産的なことをしていなかったとしても、お金を稼いでいる時間として認識できていたのかもしれません。

それがなくなった時、何も生み出していない時間が多いような気持ちになっていたのです。

そんな気持ちを和らげてくれたのが、「暮らしの時間割表」。

なんとなく道標になるものがあるということが私にとっては大切で、時間割表の機能として欲しいのは、きっちり時間を守って何かをすることではなく、1日全体という大きな流れを可視化して分かりやすくすることでした。

hibi hibiのていねいな暮らし

時間割表があることで、私は一日何をして過ごしていたのだろうという「1日をムダにしたのではないか」という罪悪感や空虚感を感じることが減りました。

自分なりのバランスの取り方

暮らしにしても仕事にしても何事においてもバランスが大事。

こう思うようになったのは、子どもができてからのことです。

今抱えている悩みは、時間、体力、思考全てをやりたいことに集中投下できていた時には感じなかったことばかり。

今までわりと完璧に近いところを目指してきたけれど、1つのことで100点を目指すのではなく、3つのことをそれぞれ70点目指すくらいがちょうどいいのかもしれないと感じ始めていました。

でも、70点を目指してバランスを取るというのも結構難しいもの。

このいろいろと試行錯誤する感じが本当に楽しく、まるで海の中を潜ったり、漂ったり、浮かんだりしているみたいです。
いつも心地よく暮らしていたいという理想のために、暮らしの中身を見直してバランスを取ること。
私の海が、できる限りいつも凪でいられるようにー。

hibi hibiのていねいな暮らし

これも、やりながら見直しを繰り返して探せばいいんだと思わせてくれました。

何事もやってみないと分からない!
突き進んで、何かにぶつかって、かたちになっていくこと。
それが、私なりの暮らしの中身のバランスの取り方。

hibi hibiのていねいな暮らし

初めから、自分にとってちょうどいいバランスなんて分かるはずがない。

時に、何かにぶつかったとしてもバランスをとるための工夫だと捉えて、試行錯誤そのものも楽しんでいきたいと思うのです。

暮らしを整えることは、自分を整えることに繋がると実感した何度も読み返したい1冊となりました。

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