1日・ひとつの試みを
毎日、時間に追われながら仕事、家事、育児をこなしているとルーティンができて、時間が効率的に使えるようになってきます。
毎日同じ服を着て、毎日同じメイクをして、毎日レシピを見ないで作れる献立を作る。
同じ時間帯に同じことを繰り返す日々。
これが自分の心に余白を生み出す方法だと思っていました。
でも、3日前から少し早い産休に入り、いつもの時間にいつもの服を着て、出勤しなくてよくなった。
そうするといつもはできなかったことをしようという気持ちの余白が生まれました。
それは、この間ランチで食べたすごく美味しかった前菜を夕食に再現してみることだったり、自分のために30分時間を取って、身体と呼吸に向き合う時間を作ってみたりとすごく特別なものでもありません。
少し日常と違うという変化が新鮮な気持ちをもたらしてくれるという気付き。
いつもと違う新しい味が食卓に出たことで、息子も夫も「ポタージュ美味しい!!」と言って、喜んでくれました。
毎日のメニューの中に一品、新しい試み。仕事をしていた時にもやろうと思えばできることなのかもしれないけれど、やってみようかなとポジティブに思える気持ちが湧いてくる環境があってこそ。
私の中に生まれた余白からの小さな試みが家族の小さな幸せに繋がった瞬間でした。
1日にひとつ、いつもとは違う試みを取り入れてみる。
その試みは、自分に合うかもしれないし、合わないかもしれないけれど、同時に合うものと合わないものがどんなものかを理解できる機会になるはず。
日々同じことをしているとどうしても感じてしまうのがマンネリと停滞感。
1日ひとつの試みでどんどんアップデートしていきたいなと感じたのでした。
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