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ネタ、創作集

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面白いか面白くないかはさておき。
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#小説

海か山か(1236字)

海か山か(1236字)

「ねぇ、海と山だったらどっちが好き?」

えっと、どっちだろう。
どっちかというと…山?
でも好きな色は海みたいな澄んだ青色だ。海の景色もすごく好き。
でも山の空気を思いっきり吸い込んだ時の晴れ晴れしさに勝る爽やかさと言ったら他にない。やっぱり新緑の色も優しくて良いし。
でもでも、海のどこまでも続きそうな果てしなさは心まで解き放ってくれる。やっぱり海も素晴らしいじゃんか。
いや待て、本当に僕はその

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50音アナグラム「静寂の青き星」

50音アナグラム「静寂の青き星」

鴎 白溶けむ空へ急いて
裸亀貝 濃紺な海神は揺れる
小夜 不意に消え 踏まぬ地をあやす

かもめ しろとけむそらへせいて
くりおね のうこんなわたつみはゆれる
さよ ふひにきえ ほまぬちをあやす

カモメは白い雲が溶け合う青空の遥か彼方へ飛び去った。
果てのない地の底の色を彼らは知っているのだろうか。
忙しない声とはためきは、まるで世界から逃避しているようだ。

クリオネは深い海の底、濃い青の揺ら

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五十音アナグラム「ネロリ」

五十音アナグラム「ネロリ」

夜闇深くへ歩む
小雨はネロリ濡らせし
溶けて消えた忘る日を想う
そんな毎日のほつれ

よやみ ふかく へ あゆむ
こさめ は ねろり ぬらせし
とけてきえた わするひ を おもう
そんな まいにち の ほつれ

ふと夜更けに家を出て歩きたくなる。
目的地などなく、今が何時なのかも曖昧で。
庭先のネロリが小雨でほんのりと濡れていた。
香りに懐かしさを思い、記憶が蘇る。
今の自分はあの頃の自分と同じだ

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