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「Win-Winの関係を築いてくれる人」を大切にする

いつもありがとうございます。すーです。

Win-Winの関係を築いてくれる人はいますか?

私は、そんな人との関係を大切にしたいと思っています。これはプライベートを含む、すべての人間関係に当てはまる話です。

もしかしたら、人間関係を結ぶうえでは当たり前のことなのかもしれません。でも、私は成人してだいぶ経つまで、そんな単純なことに気づいていませんでした。

かつての私のように、苦しい人間関係に悩んでいる人がいるかもしれないので、書いてみようと思います。


いい関係は、お互い「自分なりに」得るものがある

Win-Winと言うと、ビジネスライクに聞こえるかもしれません。利益の有無で人間関係を選ぶなんて、情に欠けたひどい奴に思われるかもしれません。

あるいは、「Win-Winで行こう」と話を持ちかけられた場合、たいてい自分側の利益が少なかったりするので、あまりいい意味に感じない人がいるかもしれません。

ここでいうWin-Winとは、
お互いに「相手に理解されない」「自分なりに」得るものがある関係
という意味です。

いい関係は、お互いに感謝しあえる

相手には理解されず、自分なりのWin、という点がミソです。「私はこれが得られて嬉しいです」と感謝を相手に伝えることではじめて、お互いがハッピーであることが分かる、という点がポイントなのです。

たとえば私の友人は、素晴らしいセンスの持ち主です。私は彼女の才能に惹かれるし、彼女の優しいところが好きです。一方、友人はなぜか私とつながりを持ってくれます。理由は分かりません。けれどどうやら私のなにかを好いてくれているらしいことは分かります。LINE等でやり取りするときは、お互いに感謝を伝え合うことが多いです。

いい関係は、押しつけがない

自分から見たとき、「得られるものがあるから相手はハッピー(Win)だろう」と思うのは傲慢です。相手がハッピーかどうかは、相手が決めることです。たとえ善意でも、押し付けがある時点でその人間関係は苦しいものになってしまいます。

また、どちらかがハッピーではない場合、相手の申し出を断れることも大切です。Win-Winではないのに無理やり付き合おうとすると、やはり苦しい人間関係になってしまいます。つきあいをもつだけが友好的な関係ではありません。お互いを尊重して取引をやめることも、いい関係です。

Win-Winな関係とは、
お互いがお互いに感謝しあい、お互いを尊重しあえる関係
と言えると思います。

いい関係は、ある意味で開き直りが必要

Win-Winな関係は、お互いの利益が見えず、合わなければいつでも申し出を断れる関係です。見えないものは仕方がないので、互いに利益を享受しあっていると信じるしかありません。

換言すれば、相手が断ってこないかぎり、Win-Winだと信じておつきあいを持っていいということになります。もちろん、感謝と尊重の心構えを忘れてはいけませんが。

Win-Winな関係を築くためには、ある意味では開き直りが必要になります。厚かましさと言えるかもしれません。

感謝の気持ちを持ってお互いを尊重しあえるかぎり、結果的に別れることになってもハッピーでいられるはずです。

人間関係を維持するために付き合っていないか

人生の目的とは、極限まで抽象化すると「自分のハッピーを最大化すること」だと思いませんか。私たちは、人間関係を維持するために生きているわけではありません。自分がハッピーでいられないのに、無理に人間関係を守ろうとするのでは、本末転倒です。

人間関係は、自分で選んでいいものです。

現代は、居住移転の自由や職業の自由があるのだから、自分が身を置く環境は、自分で選ぶことができます。

私は、自分がハッピーになるために、親との交流を絶ったり、生き方の押し付けをしてくる人から離れたり、働き方を変えたりしました(親と疎遠になるのは極端な例だと思いますが)。そうすることで私のうつ病は治ったし、人生の目的を見つけて毎日が楽しくなったので、正しいことだったと確信しています。

いい関係は、親密とは限らない

そうは言っても、どうしても付き合わなければならない相手もいるでしょう。でも、人との「距離感」は、ある程度コントロールできます。付き合い方によって、おたがいがWin-Winでいられる距離感を維持することは可能です。どうしてもWinにならないなら、せめてLoseにならないように出来るはずです。

いい関係とは、親密とは限りません。お互いがハッピーでいるために距離を置けるのは、自分と相手を尊重できるいい関係だ、と私は思います。

長く続くいい関係は、互いに受け取りあう

繰り返しになりますが、いい関係を長く続けるためには、お互いに得るものがある必要があります。

・私から搾取する相手(Lose→Winの関係)
・私の失敗を喜ぶ相手(Lose→Winの関係)
・私が幸せだと悔しがる相手(Win→Loseの関係)

こういう人と付き合っていると、ハッピーではいられませんよね。

では、自分が受け取る側だったらいいかというと、そうでもありません。
・相手が私に与えようとする関係(Win←Loseの関係)
・私が相手から何かを得るだけの関係(Win←Loseの関係)

このような関係は、相手が疲弊してしまいます。

逆に、
・私が相手に与えようとする関係(Lose→Winの関係)
は、自分が疲弊してしまうので長く続かないでしょう。

長く続くいい関係とは、
・お互いが自分なりに受け取り合う関係(Win-Win)
・自分の幸せを喜んでくれる関係(Win-Win)
・相手の幸せを喜べる関係(Win-Win)
・互いの幸せのために取引を解消できる関係(Win-Win)
・互いの幸せのために距離を置ける関係(Win-Win)

このような関係だと、私は思います。

人間関係も、人生戦略で考えていい

人生戦略とは、「自分自身が持つもの」を「何に対して使うか」を決めることです。ここでいう「自分自身が持つもの」とは、時間やお金、自分の気持ちです。

自分とWin-Winの関係を築いてくれる人に対し、自分の時間やお金、気持ちを注ぐ。すると、自分も、自分の周りにいる人もハッピーになる。

そういう人間関係を育てると、人生は豊かなものになる、と私は思います。


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