【中国日誌】645日目 23.5.27

外の空気はとても美味しく、生い茂る草木の葉の揺らめきとと流れる川の水面の優しい揺らめきで、世界が輝いて見えた。私は、それを、美しい、と表現するのである。その美しさは、どこから来たのかと聞かれれば、私の中から、それは生じている、と答えるしかない。私の中とは何か、と聞かれれば、すべての世界、と答えるしかない。内も、外も、すべてを含んだ世界、それは私が認識する全て、そこから、さまざまな感情が、生じるのである。自然界やら、現実やら、思想やら、精神やら、空想そう、それらは、私の中で行われる営みであって、実際には、そこには区別はない。すべてが、等しく在るのであって、それらに、差を与えているのは、私の思想、なのである。私は、そういった概念的な、事象に、差を齎す、意味を付与することで、この世界を、立体的に、捉えているのである。世界は美しく感じるのは、その立体的な、構造の波が、その対象となる揺らぎと共鳴した時に、それが、認知され、美しい、という感情へと、報酬へと、変化されるので、あろう。複雑な形、不規則な揺らぎ、数多の色彩、予測不能な煌めき、こういった、秩序の外側にある、現象に、私たちは、惹かれてしまうのである。私たちは、私たちの心は、無秩序を愛している、恋焦がれている、懐かしんでいる。それは、即ち、私たちの現在地が、秩序に寄りすぎていることを、意味している。秩序無秩序の狭間、その絶妙な位置で、状況変化に合わせて両者の間を揺らぐことこそが、人生を享受しながら歩むことなのであろう。人生の営みに感謝を。

朝5時過ぎに起き、支度と日課。ピアノを2時間ほど弾いて、多分30分ほど、お昼寝した。そして、13時くらいから18時くらいまで本を読んだ。そして、映画見ながらご飯食べて、21時過ぎから30分ほど、本を読んで寝た。

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