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# 3 板橋区、坂本区政を覗き、展望する。

ダイナミックに変貌を遂げつつある板橋区の街並み。

「板橋区のほまちづくりにおいては、板橋区民の悲願である東武東上線の連続立体化が大きく動き出したのはもとより、長年の懸案であった、板橋駅西口・大山駅・上板橋駅南口、の周辺市街地の再開発事業が同時並行的に目を瞠る進展を見せています。また、高島平地域ではグランドデザインに基づく都市再生・団地再生に向けて、URとの連携による一大プロジェクトが具体化しつつあります。」と報道がされている。

これに関してさまざまな憶測が飛び交っている。

「区が再開発地域に分譲マンションを建てる。」

というのがその最たるものである。真相は区が分譲マンションを建てるのではなくて、建てるとしたらデベロッパーが、民間が建設するのである。
区の役割は地域の活性化を睨んで、都市計画を多面的、高所から立案する事である。そこに区の土地があるとしたら、それは計画に一致する場合は、土地をお貸しするということになろう。
坂本区長は地域との話し合いを粘り強く行い、コミュニケーション能力を発揮した。それがデベロッパーの参加を促し、上記地域の開発にこぎつけたのである。板橋区のまちづくりにおいて、これほどダイナミック且つ顕著な進捗が見られた時期は、私の知る限り無い。

高級マンションができて、金持ちが住み、税収が上がるなどという人もいる。板橋区の都市計画は金持ちだけのものでは無い。多くの区民に公共性の高いサービスを提供出来るスペース作り、あらゆるジェネレーションが集い、多様性を織り込んだ、賑わう街並みづくりを目指すと坂本区長から聞いている。

私は大都市に食住接近した街が点在する板橋区になると思っている。都心のように高級レストランやブティックがあってもオムツが買えない街は板橋区ではない。

新たな板橋区に期待したい。



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