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本屋でパジャマパーティー

わたしの好きな場所は本屋。とくに用事がなかったら、本屋には行こかなとなる。こういう場合「古本屋巡りが趣味で、休日は何軒もはしごしちゃうんです〜」とか、「レアな古本屋集めるのが趣味で〜」なんて言えたら、なんとなくかっこいい感じするし、あら!このひとはこだわりがあるのね?なんて少しばかり眩しい感じで一目置かれそうで、この文章もまとまりが出そうなもんですが、そういうのでは全然ない。なので「至ってぇ〜、普通のぉ〜本屋が好きぃ!!」って感じです。(関係ないけど永野さんが最近暴れてる気しません?)

話は逸れたけど、本屋は本当に今夜ここに泊まれるんちゃうか?と思うぐらい、なんでか知らんけどずっとおれる。現実に本屋でパジャマパーティーは迷惑極まりない話だが、本当にそのぐらいのマインドでいます。平日の仕事帰りや、休日なにも予定がなくて、でもちょっとに外出たいなって時は本屋に行くことがよくある。旦那さんにはその都度、「また行くん?なにしに本屋行くん?」と言われている。ま、確かに。なにしにいくねんは、ごもっともやなと思う。

この間本屋に行ったら、新作のコーナーに知らないひとのエッセイ本が並んでいた。チラッと手にとったけど、手に持った瞬間、本出せるのいいなぁ〜と羨ましくなってしまい、なんとなく読むのはやめて、そっと元の場所に戻した。しっかり嫉妬しとるがな!と正常運転で自分にツッコミを入れて、またなんかいい本ないかなぁ〜と探す。

今回はほしかったエッセイ本の新作とノンフィクションの本、小説など5冊、合計8000円以上もしてしまった。「しまった」と言ったけど、一時的には無駄使いな気がするが長い目で見たらそうではないのは自分が1番わかってる。今回は料理本は買わずに新書を買ったけど、料理本は好きでめっちゃ買ってしまうので、これはもう少し我慢しなきゃ!と思い立ち、一時期はメルカリで本を買ったりしていた。もちろんサスティ〜ナブル(?)ではあるし、今後もメルカリを利用することあると思うけど、ただ自分も文章を書いたりする手前、「文章がたっぷりの本にはやはり敬意を払わないと!」となっていて、プロパーで買いたい!という気持ちが最近は強い。

本屋にいると、目に入るのはタイトルだ。特に文芸、文学、新書のコーナーは面白い。芸能人のエッセイ?的な本を取り扱っている棚も、まぁまぁタイトルが目に引くものが多い。タイトルを決めるのはなかなか難しい。わたしもnoteを書いてると、いつもタイトル名に悩む。それが決まりきらなくて更新できない時すらある。タイトルって大事。本の帯がなにかのタイミングで位置がズレて、タイトルが見えなくなっている本の帯を直すことが多々ある。この間も帯がズレてるせいでタイトルの文字の最後の一文字見えず、全然違う意味のタイトルになってる本があり、とてつもなく気の毒になった。もちろん、直した。最近はウエストランドの漫才のネタ「瓦礫の前でパジャマ」不条理なフライヤー的なタイトルが目立つ、目立つ。やっぱり目を引くんやろなぁ〜

本屋にいると、あれもやりたいなぁ、こんなのもいいなぁ〜なんて感じでいろんなアイデアも浮かぶ。前向きな気持ちになれるので、自分で自分を癒してる時間というぐらいの感覚さえ、もはやある。あざすって感じやな、ほんま(急に雑) やっぱり本屋でパジャマパーティーしたいわ。不条理やけど。


ちなみに単独のポスターは、なんかそれぞれ芸人の感じが出てて見比べるとおもしろいやつ。出囃子にも通づるものがある。


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