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#234:年始から弱っている

タイトル通り、年始から絶賛弱っている。

いや、実を言うと先月(昨年12月)にインフルエンザ罹患↓した前後から弱り続けている。(この時は回復しそうな気配で記事を締めているが、結果的に回復せず、それから投稿もだいぶ空いた)

昨日(1/4)は仕事始めだったが弱ったまま、朝起きるのも会社へ向かうのも億劫だった。また年始にありがちな、今年の抱負や目標など威勢の良い話は受け付ける余裕もなく、早々に退散した。

同じく弱ってる方、これから会社が始まるのが嫌で仕方ない方、もう仕事は始まっていてゲンナリしている方に向けて…いや、1番は弱ってる自分に向けて、少し書いてみようと思う。

(スッキリ解決する話でないので、モヤモヤする話に用はないという方は、ぜひスルー願います。ここにもコンディション悪いヤツがおるなー、と思いながら読むと少し気が紛れる方はどうぞ)


不調の原因

最初はインフルエンザ罹患で身体が弱っていると思い込んでいたが、同時にメンタルも弱い状態になっていた。むしろメンタルの弱さにより、普段は罹患しない感染症に屈した気すらする。

季節的な要因(冬、寒さ、寒暖差)による体調不良もあるが、メンタル不調の原因はたぶん突き詰めると仕事が発端だと思われる。

10月に3社目の転職を経て、ようやく3ヶ月。気を張りつつも新しい職場にも多少慣れてきた。

しかし、前回(2社目)の転職は最初の3ヶ月でほんの少し目に見える成果が出たのに対して、今回は全くまだ何もできてない。

しかもカルチャーギャップや人間関係の機微もどうやらしっくりこないところがある。

いや、前回もそのズレは少なからずあったが、一方で分かりやすい結果が出れば多少のズレは周囲も自分も許容可能だった。だが、今回はその成果がカケラもない。(薄々、前回はラッキーだったんだとは分かりつつも…)

自ら勝手にハードルを上げて転んだ節はあるが、まあ要すると調子に乗って転職したはいいが、うまく処理し切れずに衰弱。それが現在の状態だ。

不調の影響

最初は普段の生活には支障がなかったものの、寝つきが悪くなり、寝ても眠りが浅くなった。

そのうち、飲み会で悪酔いした帰宅後、携帯水没で故障させたり、車を駐車する際に不注意で柱と接触させたり、分かりやすく悪影響が出る始末。(まあ不調だけではなく、元々のガサツな自分も大いに影響しているが)

幸いにして車の接触は大きな事故ではなく、携帯は機種変更を予定していたので(言い訳…)、金銭的には痛いが、逆にお金を払えば何とかなる。

本当の問題は弱り切って心の余裕がないことで、家族にもかなり気を遣わせてると気付いた点。

そこでようやく「ああ、これは本当にマズイな」と自覚した。

ジタバタする

不調が継続する時、それを静かに受け止めて様子を診るのが良いとお医者さんの本に書いてあった(↓)。

その説明に説得力もあり、なるべく従ってみたのだが、やはり我慢強く静かに待つことは難しい。(それも本に書いてあった)

しばらく経つと、あらゆるジタバタを実行せずには居られなくなった。

ジタバタ①

心身は繋がっている。

よって、身体をたくさん動かすことでメンタルも復調するのでは、と考えてジタバタ。

普段からテニスのレッスンで身体を動かす習慣はあるが、それに加えて、3キロのランニングを開始した。

週に2回程度、テニスレッスンの谷間の日を狙ってランニングを始めた。

ランニングは走った直接スッキリする。その爽快感(たぶんアドレナリン?)は2、3時間持続するものの、最長でも半日程度の効果。

走る習慣そのものは悪くないが、根本的に解決していない感触。(まだたまに走ってはいるが…)

というか、昔からランニングには割と苦手意識があった自分が、真面目に週2回も走ってる事実を冷静に観察して少しゾクっときた。

何をこんなに追い込まれてるんだろうか…。

ジタバタ②

気分展開に、家族で旅行へ行くことにした。

山中湖に泊まり、夜は家族で人生ゲームやUNOをしてゆったり過ごし文字通りリフレッシュした。

旅行は楽しかったし、仕事も忘れてリラックスして家族も良い雰囲気になった。

がしかし、まあランニング同様、持続時間はその週末から少しの間だけ。

旅行という非日常を挟むことで日常に戻った時に気持ちが少し入れ替わった、という効果はあった。旅行の一般的な効能はきちんと出ている。

ただその後に仕事という日常を続けていくと、段々とその効果は薄まっていくことも、まあある意味当たり前の話である。

ジタバタ③

旅行や運動は不調にならずとも普段からやる時もある。より大きな効果を追求するため、普段は全くやらないゲームに手を出した。

具体的にはスマホで街を作るゲームに熱中した。

ほぼ仕事をしている時以外は、スマホの中で街を作り上げるという生活を1週間ほど続けた。

これまでのジタバタとは違い、ゲームに熱中している間に不調はほとんど感じない。そのためか、何だか効果時間が長いように感じたので、これは悪くないなと思った。

ゲームに時間を使えばその間は感覚を麻痺させることができるので不調は感じないのだが、一方で依然として不調が居座ってる感覚はあった。

ゲームをやめた瞬間、つまり仕事の時間になった時には、しっかりと不調は顔を出す。

それに薄々気付いていながら、騙し騙しでスマホゲームを続けていた折、携帯を水没させた。

何とか修理できて機種変更もし、あらゆるデータは新しい携帯に引き継いだが、自然な流れとしてそのゲームだけは引き継ぎしなかった。

もうゲーム自体に飽きていたし、長時間ゲームをし続けることに心身ともに疲れていたようだ。

不調を認める

あらゆるジタバタをして、結果的に効果は限定的なことも分かり、そして何より不調の影響が家族にまで明確に出始めたことで腹がくくれた。

いま自分は不調である、と受け入れた。

何となく自覚はあったが、これまではジタバタすることにより不調の自分から現実逃避していた。

コンフォートゾーンを抜け出すとか何とか、調子に乗って転職した自分が、確かにコンフォートゾーンは抜けたがプチパニックに陥いる、という認めたくない状況から全力で目を逸らしていた。

そして、家族に対しても、もしかしたらこの転職でメンタル不調になってるかも、とは正直に言えずにいた。(はっきり把握されていたが…)

受け入れて認めてしまえば簡単なことなのだが、それ至るまでにだいぶ時間がかかった。

家族にも「どうやら転職がきっかけで心が弱ってるみたい」と何とか伝えることが出来た。

そして「まあ無理なら辞めてしまえばええよ」という妻の言葉に救われた。

これからの道のり

とはいえ、まだまだ絶不調の真ん中に居る。

気分が悪く、心はトゲトゲして、これまでになく弱気で心臓がチクチクする。

不調を認めても状況は、劇的に一変はしない。

なので、億劫な朝も、仕事に対する後ろ向きな妄想してしまうネガティブな自分も、ひとつずつ、着実に受け入れていくしかない。

自らの高い期待に応えられない自分を心底許していくことで、分裂してる自分自身と和解していくような感覚かもしれない。

翻って考えると、不調である自分くらいしか未だ受け入れられていない。あらゆるダメな自分がたくさん積み重なっているので、ひとりずつ、ひとつずつ解きほぐして全面的に許容するしかない。

これは、ちょっと時間がかかりそうである。

スッキリと解決しない話をだらだらと書いてしまって申し訳ない。弱りつつも潮目が変わるのか?という時点まで漕ぎ着けた、と感じている。

何よりここまで情けない自らの状態を曝け出して言語化できたのは自分としては良かった。(だから読む人への配慮までは出来ておらず…言い訳)

長文をお読みいただきありがとうございます。

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