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パンクロックと箱根駅伝

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パンクロックと箱根駅伝の小説です
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2016年11月の記事一覧

パンクロックと箱根駅伝 1話

 小学2年生の時、大雪の降る日に自転車を漕いで隣の町へ行こうとしたことがある。当然母親は…

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7年前
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パンクロックと箱根駅伝 2話

先輩が来ないよりも、悩んでいる先輩の力になれないのが悔しかった。 先輩と出会なければ。俺…

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7年前
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パンクロックと箱根駅伝 4話

毎日毎日、徹底的に正義を執行された。事あるごとに例のトイレに呼び出され。考えられうる各種…

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7年前
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パンクロックと箱根駅伝 3話

「牧田のオヤジは、多無土が汚れた街だとウソをいっている!多無土を脅かすゴキブリだ!消えろ…

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7年前
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パンクロックと箱根駅伝 5話

学校の門を抜けると。 すっかり日は落ちていて高く伸びたススキを夕日が赤く染め、ひぐらしが…

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7年前
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パンクロックと箱根駅伝 6話

次の日から、パンクバンドとして活動して活動を始めた。 そうは言っても最初は楽器もなかった…

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7年前
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パンクロックと箱根駅伝 7話

先輩が誕生日の4月19日に、僕らは高円寺の元ヒッピーの怪しげなオヤジが経営している「性銃」と言う店で誕生祝をし。1杯198円のビールをしこたま飲んだ。汚くて狭い店だが、味が良く安いのでよくたまり場にしていた。 チェック柄のシャツを着た、井上さんがゲソの唐揚げを頬張りながら先輩に尋ねた。 「で、街田はオヤジさんにあって何を話わけ?」 「わからん、とりあえず話してムカついたらぶん殴ってやるわ。」 と言いながら先輩は腕だけでシャドーボクシングをした。 「ははは、そりゃいい

パンクロックと箱根駅伝 8話

先輩との昔話に思いを巡らせていると。 「飲みなっいすかー?」 ヌケヌケと色黒でチョビヒゲ…

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7年前
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パンクロックと箱根駅伝 9話

先輩が帰ってから僕らは、お客さんも含め会場にいた人に謝って回ったが、「いや最高だったよ。…

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パンクロックと箱根駅伝 10話

我が大学のキャンパスは巨大な城だ。 多摩丘陵の一角に半径2km四方の敷地があり。その中に…

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