「あとがき」を読むのが楽しみ
最近はとっても仕事が忙しくて、みんな余裕がなくなってきているからだと思うけど、仕事のメールやチャットの文章が、なんだか殺伐としてきているなぁと思う。
いいなぁと思った本の「あとがき」を読むのが楽しみ。読み終わったら一度、本を閉じて少し時間をおいてから「あとがき」を読むようにしてる。読み終わってしまった後のどこか手持ち無沙汰で、さびしいような気持ちが読んで良かったなぁという気持ちに変わっていく感じは、無印良品の不揃いバウムを食べ終わった後に珈琲を飲みながら、遠い目で美味しかったなぁと思うような感じに似てるかな。
今は不揃いバウムにはまってて、チョコがけに永遠を感じてます。じーん。
忙しいときほど誰かに助けてもらいたいのに、他人への感情が乱暴になってしまうのは何でだろう。そんなことをぼんやり考えてしまったり。
書いているときの熱量をそのままに書かれているようなものもいいけど、肩の力が抜けて人柄が滲みでちゃってるような「あとがき」の方が好きだなぁと思う。好きな「あとがき」に出会ったときは、「あとがき」を目的に同じ人の本を何冊も買ったりして、自分でもちょっとわけがわからないことになっているぞ、と思うこともある。ちなみに「お人柄買い」と勝手に名前を付けて呼んでます。
誰かがやらないといけないことを代わりにやってくれている。そんな風に思えたら、もっと誰かを応援する気持ちになれるんじゃないのかなぁとか。
「あとがき」がたいてい関係各位への謝辞で締められているみたいに、今はわからなくても後で振り返ったときに、誰かに感謝できるような今であったらいいなと思います。
今、読みかけの本も「あとがき」を読むのが楽しみ。
今週も忙しそうだなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?