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上司と部下。触れる情報量の違い。

仕事で触れる情報量を、気にしたことはありますか。

多くの情報を知っているように感じていても、実は表面的な情報にしか触れていなかもしれません。

自身がプロジェクトの下流で仕事をしている場合、伝わってくる情報は、整理された後の状態です。

上流でやり取りされている整理前の情報は、一見伝わりやすい内容に見えても、考慮すべきことが色々と隠れていますので、誤解が起きやすいです。

そのため、伝える前に情報を整理する必要があります。

例)

★上流の情報(ゲーム画面に対しての修正依頼)
UIの視認性が悪い気がします。
他の要素との兼ね合いもあると思いますが、一度UIの方で対応してみていただけますか。

「他の要素」という言葉には
・背景
・キャラクター
・エフェクト
など、色々な情報が詰まっています。この内容が、下流に伝わる頃にはこのように翻訳されます。

★下流に伝わってくる情報
背後の要素(キャラ、背景、エフェクトなど)にUIが馴染みすぎているので、コントラストを意識て修正してもらえますか。
一度UI側で調整してみて、背後の要素もあわせて調整が必要そうでしたら、担当者に相談してみましょう。

このように言葉の意味を汲み取って、伝わりやすい形に翻訳された情報が、おりてきます。
この時に、欠落しやすい情報があるので、注意が必要です。

それは、修正依頼に対する温度感です。

内容は似ていても、伝える人によって、伝わってくる温度感が変わります。

上司から聞いていた作業が、各所へ確認を進めて行くと

「そこまでは求めてなかった」

というような、すれ違いにより時間を無駄にした経験はないでしょうか。

そうならないためにも、作業に入る前に
「こいゆうことですか?」
とアウトプットのイメージを伝えてみてください。

この一言で、隠れていた追加情報がもらえること結構ありますので、試してみてください。



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