【Vol.3】得意分野で人に喜んでもらいたい。山中健矢さん
頑張る人を応援するマガジン「灯台もと照らし。」
第3弾は、山中健矢さん。
サラリーマンとして働きつつ、自分で撮った写真や、編集した動画をInstagram等で発信する活動をされています。
そういったことを続ける中で、自分の得意分野をもっと生かせる活動に力を入れていきたい、と考え始めた山中さん。
これまで手にした広い人脈や、動画編集という自分の得意分野を生かして、新たなことにチャレンジしようとしています。
そんな山中さんの魅力について迫ります。
自分の得意分野をいかしたい
現在は、とある企業でサラリーマンをしているという山中さん。
これまで親に自由にさせてもらった分、安定の会社に就職して、親を安心させてあげたかった、という理由で今の会社を選んだ、と言います。
ただ、知識がいる仕事だったため、大学で専門の学部にいた方との差を埋めるのに苦労されたそうです。
その差を埋めるより、自分ができることを伸ばしていった方がいいのではないかと考えるようになりました。
「大学で勉強した人のスタートが0だとしたら、僕は、-100からのスタート。もちろんそこを努力して埋めることは大切ですが、自分の好きな領域、得意な領域を伸ばすことにも時間をかけたいと思いました」
動画で人に喜んでもらえたこと
山中さんは、サラリーマンとして働きながら、写真や動画編集をして自身のInstagramにアップされています。
最近では、コロナの影響による自粛期間中に、皆の #おうち時間 を募り、それをベースにした動画を作成し、Instagramで発信。
色んな方々を巻き込みながら作ったこの動画は、多くの人から喜びや賞賛の声があがりました。
その他にも、知り合いの結婚式のムービーの制作なども行っているそう。
そんな中で、自分で作ったもので、人が楽しんでくれたり、幸せな気持ちになってくれることに喜びを感じたと言います。
思い返すと、小さい頃から、人を喜ばせるのが好きだった、という山中さん。
友達の誕生日のサプライズや、クリスマスプレゼントを考えて、喜んでもらえるのが何より嬉しかったんだとか。
そんな「周りの人に喜んでもらいたい」という思いを軸に、今後も写真や動画制作を行っていきたいと思っているそうです。
自分の能力は、周りの人脈
#おうち時間 の動画で、周りを巻き込みながら、一本の動画を作り上げた山中さん。
思い返すと、学生の頃から、人を巻き込む立場になることが多かったと言います。
小中のサッカー部のキャプテン、高校では副キャプテン、また、学級員長や生徒会、同窓会幹事など、様々な分野で、周りを巻き込みながら物事を達成してきました。
そういった力や、そこで得た人脈も生かしていきたいという山中さん。
「僕はとにかく周りに恵まれてきました。自分が巻き込んだというより、皆がついてきてくれた。そのおかげで、人脈が広がっていて、今周りから大事にしてもらえていると思っています。自分の能力は、いい友達がたくさんいること。それを最大限に生かしていきたいです。」
否定から入らないこと
「どうして周りの人がついてきてくれるんだと思いますか?」という質問に対して、「両親の教えが大きかったのかもしれない」と答えてくれた山中さん。
家庭が、転勤族だったというのもあって、転校して新しく人間関係を作り直すことが多かった中で、両親からずっと言われていた言葉があると言います。
それは、「自分がその人を嫌ったら、その人もあなたのことを嫌いになる」ということ。
「自分についてきてほしいと思うなら、誰よりも皆に興味を持ち、好きにならないといけない」
その言葉を胸に、常に人に対して、好きになれるように心掛けてきたそうです。
その結果、学生時代も、グループ問わず、信頼してもらえるようになったんだとか。
「会話の内容でもそうです。○○好きなんだよねって言われて、興味無いって答えるとそこで終わってしまいます。知ろうとすることで、自分も好きになれるポイントが見つかるかもしれない。とにかく、人に対しても、物事に対しても、否定から入らないことを心掛けています。」
活き活きできることをしたい
周囲の人を巻き込み、たくさんの人を喜ばせながら、熱い人脈を作り上げてきた山中さん。
今後は、動画や写真の発信を続けながら、自分が活躍できる場所を見つけたい、と言います。
「今は、どこで自分が花開くかは正直見えてないです。ただ、親や、周囲の人に恵まれたからこそ身についたものがたくさんある。そういったものを生かせる分野で、活き活き活動できたらな、と思っています。」
インタビューを終えて・・・
周りに対しても、ご両親に対しても、とにかく恵まれていた、と真摯に答えてくれる様子が印象的でした。
あぁ、この人なら、確かについていきたくなるなあ、と内心納得しながら、お話をお伺いしておりました。
親を安心させたい、という気持ちで、有名企業に就職されたとおっしゃっていたので、山中さんが今後しようと思ってることに対して、親御さんはどう思っているのか聞いてみると、「動画を作ったりしていることで活き活きしている姿を見せているので、応援してくれると思う」とのこと。
やっぱり親御さん含めて活き活きしている姿を見られるのが一番なのかもしれませんね。
山中さんが、活き活きできる場所が見つかるまで、今後とも応援していきたいです!
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