父のDIY
記事:美保
私の実家を見渡したら、廃材や自然の物を使ってお父さんがDIYしていたことに気づいた。
お父さんからは、自然を大切に、とか、ゴミの分別とかを、小さい頃からなんとなく普段の会話の中で教えられてきた。しかも本人は天然だから、私に教えてるつもりなんかなかったと思う。それに私もほんとにアッパラパーだったから、はいはい、なんてほとんど聞いてなかった。
「自然を大切にしないと、美保たちの子どもたちがどんどん住みづらくなるんだよ。温暖化になったら大変だからな」
とか
「ゴミは分別しないと、ゴミの仕分けのおじさんが怪我しちゃうんだよ。ゴミ屋のおじさんと立ち話してたら、この間怪我したってところ見せてくれて。みんなで出来ることやってかないと。働いてくれてる人に怪我させちゃダメだよな。」
とか。
「美保にはカンケーないしー!」と当時小学生だったアホアホマンの私はそう言ってたの今だに覚えてて、お父さんに「あー?俺はお前みたいなやつヤダなー。」と言われていたのも思い出した。うん、私もそんな奴、嫌だな。。。当時の私よ。。。
廃材や使わなくなったロープを使ってブランコ作ってくれたり、縁側だったり、謎の時計台だったり、竹のオブジェに緑を飾ったり。。。
お父さんは特に何も考えてなくて、好きだからやっているだろうDIY。それに「もったいない」精神も強いんだろうし、ケチンボじじいなんだろう。
けど、実家の庭を見渡したら「なんかいいな」と思う大人になった私がここにいるのでした。
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