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実録。衝撃だらけのサイコパスさんとの会話!!

マッチングアプリで出会った人が本物のサイコパスさんだったので、今日は彼との会話をできるだけそのまま書きます。そして、彼との出会いからとんでもなく大きな気付きも得たのでそれを書くのが今回のシリーズの目的です!!

※「」は私、『』は彼で、お店で食事しながらした会話です。最初は勿論サイコパスさんだとは思ってません。

「休みの日は何をしていますか?」

『休みの日も仕事かトレーニングですね。』

「へぇ、友達と会ったりしないんですか?」

『あー、友達と会うことのメリットがあまり分からなくて…』

「メリット???楽しいのがメリットじゃ?」

楽しいとか嬉しいっていうのがあまり分からないのかもしれませんね。』

この会話の流れで、この人は感情薄い系の人だ〜と思ったので「じゃあ最近いつ怒ったりしました?」と興味本位で聞いてみると…

僕、怒ったことないんですよ。』

「え!?1回もですか!?」

『うん、1回も。』

「そんなことってありえます?じゃあ悲しかったことは?」

悲しかったこともないんだよなぁ。あ、でもどういう時に人が怒ったり悲しんだりするのかは分かってるので困ったことはないです。』

「……」

このときの私、やべぇ!!
この人サイコパスかもしれん!!
ってすぐに気づきました。
一応、精神科の訪問看護してるので…

「えっと、あのこんなこというのもあれなんですけど、私は感情の薄い人とは恋愛できないです。でも、あなたに凄く興味があるので色々質問してもいいですか?」

と持ち出しました。
本物のサイコパスさんと話したことがなかったから、めちゃくちゃ興味がわきました。

彼はニコニコしながら、
『あれ?僕もう恋愛対象から外れちゃったんですか?可愛い人に会えたのに残念だな。いいですよ。何でも聞いて。』

とのことだったので、ここから質問攻めを開始しました。

「家族が死んでしまっても悲しくないんですか?」

『悲しいっていうのがそもそもよく分からなくて。困るっていうのがそれに近いんだろうとは思うけど。でも、家族が死んでも困ることは僕には1つもないなぁ。自立してるし、金銭的な援助をうけたりしてるわけでもないし。』

「じゃあ、例えばどんな時に困るの?」

『んー、ハゲたりしたら困るよ。周りの人がいなくなっても自分になんの影響もないけど、髪の毛がなくなったらモテなくなるよね。そのほうが物理的に困るでしょ?』

(…絶句…)

「格闘技はなんでしてるんですか?勝ちたいとか、それが楽しいからしてるんじゃないんですか?」

『楽しいっていうより格闘技は唯一やりたいことなんだよね。』

「やりたいことといいますと?」

物心ついたときから、人を殺してみたいっていう気持ちがあって。でも、それが現実世界で許されるのが格闘技だけなんだよ。ルール違反さえしなければ試合中に相手を殺しても罪に問われない。だから毎回相手を殺す気で試合してる…ってめっちゃ引いてるけど、大丈夫?安心してよ。
今ここで君を殺したりすることは絶対ない。警察に掴まるデメリットを考えたらそんなことできないし。逆に殺意をいつも冷静に見つめてコントロールしてる分、他の突然キレたりする人より安全な存在だよ。』

「…な、なるほど。ところで、サイコパスって言われたことあります?」

『あぁ、そういう診断受けたことあるね。学生の時に精神鑑定うけたことがあって、サイコパスの傾倒ありって診断だったかな。』

(精神鑑定うけたことあるって、完全に捕まったことある人やん…やばすぎ。でも興味が止まらん。さすがに何して捕まったかは怖くて聞けないけど…)

「家庭環境でなにか辛いことがあったとかありますか?」

『全くない。両親も、兄弟も仲良いし。お金に困ったこともない。分かりやすく恵まれた家庭ってやつだとおもうな。今話してるような内容は家族には言ったことないよ。話してもメリットないから。』

これを聞いた私は、せめてサイコパスが家庭環境で歪んでしまった性質なら理解できるけど、生まれつきなの!?という衝撃やばかったです。

「純粋な疑問なんですけど、楽しいとか悲しいとか嬉しいとかもなくて、何が幸せっていうか、生きがいなんですか?」

『幸せねぇ…?自分のことは大事だし、悩みもないしやりたいこともある。幸せについて考えることがそもそもないというか…幸せも生きがいも必要ないんだよね。人生に意味なんてないし、人間も動物と一緒。そこに意味を与えたりしたら牛や豚は人間に殺されるために存在してることになる。人間だけに特別な理由なんてあるわけない。だから生きがいも幸せも必要ないし、そんなものを求めるから皆苦しいんじゃない?
全部のものは平等に無価値なんだよ。もちろん、その中で自分の命だけは特別だけど、それは皆も動物もそうでしょ。』

いや、皆平等じゃないです。自分が1番なのはまだ分かるとして、やっぱり家族や友達がいなくなるのと、赤の他人がいなくなるのは全然ちがう。」

『わからないなぁ。大切なのは自分だけだし、自分以外の物や人の価値は、そのへんに落ちてる小石と変わらない。

「あなたは落ち込んだりすることってありますか?」

今までに落ち込んだことはないし、これからもなさそうかな。半年前に試合で怪我して車椅子生活になったときは、面倒で不便な状態だと思ったけど精神的にはなんら変わりなかった。早く直そうと思ってリハビリ頑張ったらすごいスピードで治って医者に驚かれたね。』

「それはすごいですね…そういえば、身につけているものはオシャレですよね?服装にこだわりはあるんですか?」

『お、初めて褒めてくれた。嬉しい、ありがとう。僕ね、物の価値って分からない代わりに統計とるのが得意でさ。自分にどんなものが似合って、それがどんな風に周りの人に受けるかとか。好きな物も嫌いな物もないから、女の人と会うなら似合う範囲で女性ウケがいい格好をするだけだよ。服装にこだわりは全くない。』

「じゃあ、さっき可愛いって言ってくれたのは、どういうつもりだったんですか?」

『あぁー。正直なにが可愛いとか格好いいとかも分からないんだよね。でも、そこも統計的には理解してて例えば女優さんが可愛いとか、子犬や子猫が可愛いとか、キャラクターとか。世の中で可愛いと言われているものの統計からして、あなたに可愛いって言っても違和感がないと思ったから言ったの。女の人は可愛いか綺麗って言うと喜ぶでしょ?言うだけで喜ばせられるなんてメリットでしかないよね。』

「怖い怖い!!ていうか、あなたはなんでマッチングアプリなんかしてるんですか?恋愛はしたいんですか?」

恋愛というか女の人が自分に夢中になって狂っていくのは面白いよね。どれだけ沼らせられるかのゲームって感じ。あとは、セックスはしたい。ファンの子に手を出すと怒られるし、出会いがないからマッチングアプリは暇つぶしに登録してみたところ』

「セックスは好きなんですか?楽しい?」

『いや、実は性欲も殆どなくて。射精は面倒なだけなんだけど、女の人が普段と違う表情を見せてくれるのがいい。苦しんでたり困ってるところが見れるよね。

「ヤバイこと言ってますよ!?」

『そうかな?ちょっとS気質なのかも。よかったら近くにホテルもあるし試す?あなたのビックリしてる顔可愛いし、他の顔も見てみたいな。』

「行かないです!!」

『だろーね。ハハッ。』

そして、そんな衝撃続きの話をしながら食事を終えて、外に出た時のことです。私は店の前にあった段差に躓いて転びそうになりました。すると彼は、サッと私の腕を支えて助けてくれました。

『大丈夫?気を付けて。』

「そういう優しさはあるんですね…!?」

『優しさというか、これはマイルールというか反射かな。ここで助けないのは不自然だし、場合によっては非難される。助けてしまえば問題もおこらないし、良い人だと思ってもらえて色々やりやすい。例えば、人を殺してみたいということ以外は無欲だから、人間関係でも相手が何を言ってほしいのかすぐ分かるんだよね。相手の欲しい言葉を渡しておけば人間関係に困ることもない。馬鹿にされたり悪意を向けられても腹がたたないからスルーするだけだし。基本的にはプロでなければ僕より弱い人が殆どだから、面倒な人は少しだけ怖がらせれば黙るし。女の人がネイルをしてたら褒めるとか、目立つところで知り合いが泣いてたりしてたら一応声を掛けるとか、そういうチャートというかマニュアルが無限にある感じかな。だから自分に全く関係ない赤の他人が困っててもスルーするよ。』

「つまり、全部損得勘定ってことですか?」

『そう、そういうこと。皆もチャートとかマニュアル作れば悩まなくてすむのにって思う。本当に皆、無駄なことで悩みすぎだしね。自分で死ぬ人とか本当に意味不明。

「もし、今私が悪い人たちに襲われはじめても得がないと助けてくれないってことですか?」

『それは助けるに決まってるよ。助けなかったら警察に掴まるし、デメリットしかないじゃん』

「助ける理由それ!?じゃあ法律がなかったら助けてくれないんですか?」

『あー、法律がなかったら…見てたいね。君が襲われてるところを。』

「み、み、見てたい!?」

『そう。そこに参加して誰かと一緒に殺したり襲ったりしたいとは思わない。やるなら俺が全部1人でやりたいし、すでに目の前で襲われてるなら見てたいよね』

「なんか具合わるくなってきました…」

『大丈夫?なんか君のリアクションが新鮮で話し過ぎたね。普通はここまで掘り下げて質問されないよ。途中で顔色が変わってみんな話を逸らすからね。』

「あの1つだけお願いがあるんですけど、手を貸してもらってもいいですか?」

『ん?いいよ。』

私は彼の右手を借りて握りました。

「あの、こうやって人に触られても何も感じないんですか?感情に訴えかけてくるものはなにもないですか?触れ合いに愛を感じたことは?」

『うーん?感情も愛もよく分からない。愛は自分が素晴らしい人間だって酔ってる状態をいうんじゃない?触ってると温かいし柔かいから気持ちいいとかはあるよ。』

「温かくて柔らかくて気持ちいいのが愛ですよ!」

『え?そうなの?それは初めて聞いたけど、そんなのどこで教わるの?とにかく、緊張とかもしたことないし、よくテレビとかで見る女の人に触られてドキドキみたいなのもないしね。感情も愛も触れ合いで教えられるものなら教えてよ。』

そう言いながら、とても自然に手を握り返されました。

私はほんの少しの時間、彼の手に愛情をありったけ込めて本気で送ってみました。レイキヒーリングの時に送るエネルギーです。

すると信じられないことが起こったのです!

次回に続きます。


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