SuperX

Super Xとは2019年製のcannondaleシクロクロス自転車の商品名。重量7…

SuperX

Super Xとは2019年製のcannondaleシクロクロス自転車の商品名。重量7.7kgに仕上げた。還暦と同時にロングライドに目覚め、長野の冬は流石に寒くてローラー台と山スキーで充電中。さぁ次は何処へ行こう。

最近の記事

始動 大町108.3km

序 長野市は(4/7)まで桜の開花宣言は出ていませんでしたが、(4/8)開花の発表がありました。平年より3日早くこれまで最も早かった昨年に比べると11日遅い開花となりました。 信州の春の陽気は、朝晩の寒暖差が大きくて、氷点下にはならなくなりましたが、それでも3℃以下になる日もあり、自転車に乗るには、ウェアーの選択が難しい季節であります。 里山の雪も解けましたが、北アルプスの積雪は例年に比べても多い様子で、長野市から見える後立山連邦の峰々は凸部地形の融雪とのコントラストがと

    • 奧信濃伏野峠 奧越後星峠ラウンドライドメモリー

      序 奧信濃とは前回も触れた様に、長野県北部の東側、新潟県、群馬県境の飯山中野地方を指す呼称で有る。奧信濃は新潟県の上越市、十日町市、中魚沼郡などに接していて新潟県から見れば、奥越後といってもおかしく無いと思う。奥越後という表現はあまり耳にしないが、ネットで検索すれば、いくつかヒットするので存在する呼称である。特に長野県飯山市、上水内郡栄村に接している新潟県地域を「越後妻有」(えちごつまり)と呼ぶ。妻有とは 十日町市、津南町の事で「どん詰まり」から転じた呼び名だという説があり

      • フジイチラウンドライドメモリー

        序「フジイチ」とは富士山裾野自転車一周の事で有る。自転車ロングライド一周系を「〇〇イチ」と自転車乗りの中ではそう表現されている。「サドイチ」佐渡ヶ島一周「ビワイチ」琵琶湖一周「アワイチ」淡路島一周など数えればキリが無い。何処をスタート地点にするかは何処でも良い。コース取りも一応推奨ルートは有るのだけれど、とにかく富士山の裾野を一周すれば自由だと思う。距離は120km前後になる。2年前「東京ロングライド」を同行した経験豊富なKさんに「何処か連れてって」とお願いしたら「フジイチ」

        • 美ヶ原高原グラベルライドメモリー

          序 美ヶ原高原は標高約2000mにある八ヶ岳中心高原国定公園の北西部、長野県の松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる日本一広い高原台地で、日本百名山の一つ「王ヶ頭」標高2034mがある。冬になるとローカルの天気予報で今朝一番冷え込んだのはという報告があるが、一番は決まって野辺山高原か菅平高原かどちらかで、標高の高い美ヶ原高原の最低気温はニュースにもならない。野辺山高原の標高は約1300mで菅平の標高は約1500mなので、標高と最低気温はあまり関係無い様だ。(それとも何かしら

        始動 大町108.3km

          ディープな北信濃グラベルライドメモリー

          序 奥信濃という言葉がある。秘境感があって好きな言葉だ。奥信濃というと、どうやら長野県の北部の真ん中に国道18号線が南北に走っていて、その東側に有る中野、飯山方面を指す呼称らしい。今回紹介する4年前のライドは、国道18号線の西側、長野市北部から一旦新潟県妙高市に北上して再び西側の長野県北安曇郡小谷村との県境に有る乙見山峠(隧道がある)を超えるコースなので、北信濃と表記させて頂く。西側の戸隠、鬼無里を含めた小谷村方面は一般的になんと呼ばれているのだろうか?どこを探してもその地

          ディープな北信濃グラベルライドメモリー

          つまごいパノラマラインと渋峠

          序 2021年9月に自宅から菅平、鳥居峠、つまごいパノラマライン、草津温泉ピストン。 2023年5月に自宅から志賀高原の渋峠、草津、つまごいパノラマライン。菅平を自転車でラウンドした時の記録である。 つまごいパノラマライン 北ルート2021年9月20日(月) つまごいパノラマラインは、群馬県吾妻群嬬恋村の主要村道で高域農道として開発された。国道144号線を北と南に分け、北ルートは草津温泉に向かう県道59号線までの26.1Km、南ルートは軽井沢へ向かう県道235号線までの

          つまごいパノラマラインと渋峠

          新潟ロングラド

          序 ロードバイクを手に入れて人生初の200Kmライドをした時の物語である。 長野市から新潟市へ向かうルートは、主にふたつのコースが考えられる。上越市直江津経由のR8海沿いコース、飯山市経由のR117内陸コース。どちらも距離は200km+で大して変わらない。飯山市経由の内陸コースの方が直線的で若干距離は短い。長野県の千曲川が新潟県に入ると信濃川と名前が変わり、日本海へ注ぐ川沿いの良いルートである。勾配は山から海へ向かうので、飯山市迄登ってしまえば下りか平坦のスピードコースとなる

          新潟ロングラド

          東京ロングライド

          序 自宅から新潟駅まで約200km(後日アップ予定)を2022年5月に実行してから、次回目的地を模索しながら近辺をライドしていたその年の秋、山仲間のKさんから国道R299佐久穂町十石峠、埼玉県小鹿野町志賀坂峠の二つの峠を越えて東京駅へ行くルートが提案された。東京駅まで200km+を1日でライドも可能だが、今回は峠を二つ超えることから、中間点の秩父市で一泊することにした。しかも当初は自宅スタートの予定だったけど、帰りの新幹線を考えると上田駅に車をデポしての承諾を頂いた。 翌年

          東京ロングライド

          佐渡ヶ島 粟島の記憶と自転車

          序 佐渡ヶ島は既に成人した二人の子供達が小学生の頃、夏休みになると毎年キャンプ道具を車に積み込んで、直江津港からカーフェリーで出掛ける事が楽しみだった。台風が来ていたり、太鼓フェスティバルがあり世界中の人達が来ていたり、隣のキャンパーとトラブルがあったりと色々な思い出がある。そんな恒例行事のある日、地図を見ていると佐渡ヶ島の北東に小さな島が一つ有るのに気付いた。それが周囲20kmほどの粟島だと初めて知った。その頃はMTBで息子と色々なところへ走りに行っていたので、粟島行は即

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