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売変率を下げて利益を増やす

売変率とは?


ご商売されている方なら聞いた事がある言葉ではないでしょうか?
その名のとおり”売価を変更する事”です。
そのままですよね(笑)

・100円で販売していたものを売れないから80円にしよう
    =”値下”売変
・100円で販売してたけどもっと高くても売れそうだから150円にしよう
    =”値上”売変になります。

この値下(値上)価格を売上高で割ったものを売変率といいます。
式に直すと下記のようになります。

売変率の求め方


 売変率=売価変更額÷売上高

たまに売上高ではなく売価で割るのも同じ?という方もいますが売り切れるまで売価に変更なければ結果としては同じですが例えば”
最後の1個だから処分売価で販売しよう”とするとさらに値下額が増える事になるので売変率はかわる事になります。
なので売上高で割った方が正確な売変率を求める事ができます。
そして原価に変更がない場合、値上げの方は儲けが増えるので問題ありませんが値下げの方は当然利益が下がりますよね。しかしながら商売をしていると

”よし今月はこれを販売強化したいから利益を少し落としても値段を下げてその分売上高を上げよう!!

みたいな時ありますよね。今回の内容は値下げは仕方ないにしてもその分
最終的な売変率を下げるにはどうすればよいか?

最終的な値下げ幅を少なくするにはどうすればよいか?

という施策についての提案を書きたいと思います。しかしながらこの提案は

・”自社に配荷もしくは販売によって生まれる取引様との仕入戻し契約のようなものがある”

という前提での記事になります。
ない場合は何の参考にもならないので読まなくて結構です(笑)

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