熊鉄

東京生まれ(生まれただけ。育ちはあちこち)。北海道在住。鉄道趣味は地方私鉄(特に非電化…

熊鉄

東京生まれ(生まれただけ。育ちはあちこち)。北海道在住。鉄道趣味は地方私鉄(特に非電化路線・軽便鉄道)とその模型が主。ほかの趣味は、安直バイク旅(廃線跡行きで代用)・古建物探し・手塚治虫・星新一・内田百閒・宮武外骨などなど。note初心者ですが、よろしくお願いします。

マガジン

  • 北海道の廃線跡探訪

    北海道の廃線跡探訪、国鉄改革で廃止された特定地方交通線が主ですが、ほかの路線も入っています。投稿予定路線などは、初回記事をご覧ください。 随時追加していきますので、よろしくお願いします。

  • 北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

    北海道はかつて私鉄王国でした。炭鉱鉄道が主でしたが、森林鉄道、殖民軌道(簡易軌道)なども各地に敷かれていました。今でも残る遺産を(少しは国鉄の思い出なども)ご紹介します。随時更新していきますので、よろしくお願いします。

  • 汽車以外なんでも

    主な趣味である鉄道関係以外のことを書きとめておこうと思っています。明治・大正時代の小説・新聞記事やもろもろです。

最近の記事

北海道の廃線跡探訪 第61回 相生線(3/3)布川~北見相生間

1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第61回 相生線美幌~北見相生その3 布川~北見相生間です。 いよいよ終点北見相生です。ここは駅構内がそのまま保存され、車輌も状態よく管理されています。国道240号の道の駅が隣接しているので、訪れる人も少なくないようです。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.布川~北見相生 布川を出ると、第1網走川橋梁ではじめて網走川を渡るが、北見相生方の築堤が確

    • 北海道の廃線跡探訪 第60回 相生線(2/3)上美幌~布川間

      1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第59回 相生線美幌~北見相生その1 上美幌~布川間です。 相生線は、国道240号とつかずはなれず、沿線最大の町、津別へと南下していきます。 この区間の路盤はほとんど消えていますが、豊幌川などに橋台が残っています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.上美幌~津別 上美幌を出ると、路盤は構内はずれの四十線道路から再び農地化され、しばらく痕跡はなくなる

      • 北海道の廃線跡探訪 第59回 相生線(1/3)美幌~上美幌間

        1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第59回 相生線美幌~北見相生その1 美幌~上美幌間です。 相生線は、駅跡や路盤はほとんど残っていませんが、終点の北見相生には道の駅が隣接し、駅構内や車輌が保存されています。 美幌からの路盤は宅地となり、つづいて公園となっていますが、相生線跡で数少ない鉄橋が残っています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.相生線小史 相生線は1923(大正12

        • 北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その28 羽幌炭礦鉄道のはなし(5) 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 羽幌炭礦鉄道には、比較的新しい車輌が多かったため、廃止後、蒸気機関車以外は第二の職場を得ることができました。 2.羽幌炭礦鉄道のディーゼルカー・ディー

        北海道の廃線跡探訪 第61回 相生線(3/3)布川~北見相生間

        • 北海道の廃線跡探訪 第60回 相生線(2/3)上美幌~布川間

        • 北海道の廃線跡探訪 第59回 相生線(1/3)美幌~上美幌間

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        • 北海道の廃線跡探訪
          60本
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          29本
        • 汽車以外なんでも
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        記事

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その27 羽幌炭礦鉄道のはなし(4) 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 羽幌炭礦鉄道は突然経営破綻、再建をめざしますが、結局は閉山することになってしまいます。 2.再建計画の挫折 9月の会社更生法の適用申請後、地元羽幌町

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その26 羽幌炭礦鉄道のはなし(3) 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 1970年9月、羽幌炭礦鉄道は突然経営破綻してしまいます。 その経緯を新聞記事で追ってみました。 2.北海道でも炭鉱整理開始 昭和30年代になると、

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          北海道の廃線跡探訪 第58回 胆振線(6/6)京極~脇方・倶知安間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第58回 胆振線伊達紋別~倶知安間その6 京極~脇方・倶知安間です。 京極からは畑や水田の平坦地を倶知安に向けて進んでいきます。 北岡には待合室が残り、旧胆振線では唯一の駅舎です。 六郷は旧胆振線唯一の鉄道記念公園となり、保存車輌もあります。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.京極~脇方 京極から脇方への脇方支線は、1919(大正8)年北海道製鉄

          北海道の廃線跡探訪 第58回 胆振線(6/6)京極~脇方・倶知安間

          北海道の廃線跡探訪 第57回 胆振線(5/6)御園~京極間(訂補版)

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第57回 胆振線伊達紋別~倶知安間その5 御園~京極間です。 御園からは平地に出て田園風景になります。そのため路盤は農地化され、消失しているところが多くなります。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.御園~喜茂別 御園は、かつて一面ヤブに覆われていた駅構内が整地され、2023年5月には長い上りホームと短い貨物ホームがよく見えるようになっていた。

          北海道の廃線跡探訪 第57回 胆振線(5/6)御園~京極間(訂補版)

          北海道の廃線跡探訪 第56回 胆振線(4/6)北湯沢~御園間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第56回 胆振線伊達紋別~倶知安間その4 北湯沢~御園間です。 北湯沢から新大滝までは、だいたい遊歩道やサイクリングロードとなっています。 新大滝からは峠越えとなり、胆振線最長の尾路園トンネル(1,290m)があります。トンネルのほか鉄橋や橋台も残っています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.北湯沢~新大滝 北湯沢から優徳方は広い舗装道路となっ

          北海道の廃線跡探訪 第56回 胆振線(4/6)北湯沢~御園間

          北海道 鉄道残照~失われた鉄道の遺産あれこれ

          その25 小松原一高「北の行路」本日発売! 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 今回は番外篇です。 長い間のおつきあいの小松原一高さんが、写真集を出版されたので、その紹介です。本日発売です! もちろん、以下の内容(引用写真と

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          北海道の廃線跡探訪 第55回 胆振線(3/6)久保内~北湯沢間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第55回 胆振線伊達紋別~倶知安間その3 久保内~北湯沢間です。 この区間は、国道に転用されたところ、転用工事中のところ、遊歩道やサイクリングロードとなったところ、放置されたところなど、さまざまです。 一部には鉄橋も残っています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.久保内~蟠渓 久保内を出ると国道とクロス、南側へ移った路盤には、赤いガーダーのレル

          北海道の廃線跡探訪 第55回 胆振線(3/6)久保内~北湯沢間

          北海道の廃線跡探訪 第54回 胆振線(2/6)上長和~久保内間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第54回 胆振線伊達紋別~倶知安間その2 上長和~久保内間です。 この区間は、壮瞥の手前に第2長流川橋梁が残っていますが、壮瞥~久保内間は農地化されているところも多くなっています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.上長和~壮瞥 上長和から1㎞ほどでサイクリングロードは終わる。 かなり高低差のある新しい道路へ上る区間はもちろん廃線跡ではなく、終点

          北海道の廃線跡探訪 第54回 胆振線(2/6)上長和~久保内間

          北海道の廃線跡探訪 第53回 胆振線(1/6)伊達紋別~上長和間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第53回 胆振線伊達紋別~倶知安間その1 伊達紋別~上長和間です。 伊達紋別から上長和の先までは自転車道に転用されています。沿道には桜が植えられ、春にはみごとな風景となります。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.胆振線小史 胆振線の歴史はまず倶知安方から始まった。1919(大正8)年11月15日京極軽便線倶知安~京極間が開業、翌年7月15日京極~

          北海道の廃線跡探訪 第53回 胆振線(1/6)伊達紋別~上長和間

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          その24 羽幌炭礦鉄道のはなし(2) 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 戦時中の苦難の時期から一転、戦後復興の波に乗り、羽幌炭礦鉄道も大きく発展する時期を迎えます。 2.羽幌炭礦鉄道の発展 ふつうは、炭鉱鉄道と炭鉱は同系

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          その23 羽幌炭礦鉄道のはなし(1) 1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 ことしからnoteをはじめ、「北海道の廃線跡探訪」なる、国鉄地方交通線の廃線跡を主にした記事を投稿しています。 ここでは車輌や遺構のことなど、つれづれなるまま、書いていこうと思います。個人的主観で、なるべく有名でなさそうなものを・・・ 今回は中小炭鉱ながら優良な品質の石炭を産出し、一時は札幌に本社ビルを構えるほどだったのに、突然経営破綻、鉄道も廃止となった羽幌炭礦鉄道のはなしです。

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          北海道の廃線跡探訪 第52回 美幸線(2/2)辺渓~仁宇布間

          1.ごあいさつ ご訪問ありがとうございます。 北海道の廃線跡探訪第52回 美幸線美深~仁宇布間その2 辺渓~仁宇布間です。 第1仁宇布川橋梁から仁宇布までは、コンクリート橋ながら、残っている橋が多くなります。 道道の高広パーキング附近から終点仁宇布までは、「トロッコ王国美深」が美幸線の線路をそのまま使い、エンジンつき軌道自転車を走らせています。 なお、これからの投稿予定路線などは、初回記事にありますので、そちらをご覧ください。 2.辺渓~第4仁宇布川橋梁 美幸

          北海道の廃線跡探訪 第52回 美幸線(2/2)辺渓~仁宇布間