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胸を張ることを意識しても猫背は改善しにくい!?

皆さんこんにちは
愛知県で整体師をしております。tanikoと申します。

今回は猫背について皆さんにお伝えします!!

猫背と聞いて心当たりのある方は多いと思います。実際に日本人の約8割が猫背であると言われています。原因としてはパソコンやスマホの使用時間が長くなっていることが大きく、今ではスマホやパソコンに触れる時間が短い人の方が少なくなっています。

私の患者さんでも猫背の方は非常に多く、猫背の人でも肩こりや腰痛が出ていなければ放置してしまっている方も多いです。実際に肩こりや首コリなどの症状の方はほとんどと言っていいくらいに猫背の方が多いです。

そんな方々に「猫背ですね~」と伝えると決まって皆さん同じことをします。

それが胸を張るようにして背筋を伸ばすような姿勢をとります。そして、「意識するとできるんだけど、この姿勢疲れるんだよね~」とこれも皆さん同じようなことを言われます。子供のころに背筋伸ばしてと怒られた覚えのある方も多いのではないでしょうか?

ですが、猫背は胸を張る姿勢を維持できれば改善できるというものではありません!!

皆さんは本当にいい姿勢はどんな姿勢だと思いますか?

もちろん背筋が伸びている姿勢がきれいに見えますが、なかなか維持することは難しいですよね。

それが膝立ちの姿勢です。

試しに地面と大腿骨(太ももの骨)が直角になるように膝立ちをしてみてください。

この状態での姿勢がきれいな姿勢です。この時に思いっきり力を抜いてみてください。背中が曲がることなく力を抜いてもきれいな姿勢を維持できると思います。これでも体が曲がってしまう方はどこかに異常がある可能性が高いので検査をオススメします。

膝立ちできれいな姿勢を確認できたらそれを立っている時や座っている時にもできなくてはいけません。まず共通して必要になることは「重心の位置」です。膝立ちの時は骨盤を大腿骨でしっかりと支えることができていたからきれいな姿勢を保つことができました。

なので立っている時も大腿骨で支えることをイメージします。ただ大腿骨から足までは脛骨と腓骨という骨があり、なかなか重心を安定させることができません。脛骨と腓骨どちらに重心をかけるといいと思いますか?

答えは脛骨です。脛骨は大腿骨の真下にあり、腓骨よりも太い骨です。そこから足の土踏まずに重心をかけるといい姿勢を保つことができます。

次は座っている時です。座っている時は骨盤を大腿骨で支えるということが使えなくなっています。ではどうすればいいのか、それは骨盤を骨盤で支えるという事です。

もっと詳しく言うと座るときに骨盤を立てて座るという事です。

私たちは普段座るときなにも意識しないと骨盤が後ろに傾いて、上半身が前に倒れて猫背になってしまいます。

なので骨盤を立てて座ることが大切です。どちらかというと座るときに後ろにお尻を突き出すようにしてから座ると骨盤を立たせて座ることができます。

まとめさせていただくと

立っている時は骨盤を大腿骨→膝→脛骨→足(土踏まず)に重心を乗せることを意識する。

座っている時は骨盤を立てて座ることを意識する。

最初は慣れない感覚で座りにくかったり、立ちにくいかもしれませんが、これが正しい姿勢になります。

違和感を感じるほど姿勢が悪いという事です。

まずは少しづつ意識していけるといいと思います!!

ぜひやってみてください!!


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