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「◯◯君、居るかね」の電話に気をつけたころ

ふた昔くらい前
役割として上司への外線直通電話を受けなければいけない頃がありました。

ワンコールで出て社名を申し上げると、通常は先方も会社名とお名前を仰って会話が始まります。

それが時折り
「◯◯君、居るかね」
だけ仰る方がいらっしゃいました。

その場合は
「失礼ですが
 どちら様でしょうか?」
と"聞けない"のです。

声を聞いて解らんのか!
と叱られる時があると
先輩から聞いていたので。

上司に取り次ぐ時に
「外線で『◯◯君、居るかね?』と言われる方からお電話です」
と取り継ぐと、直ちに電話に出られます。

電話が終わった後に
相手のお名前を上司に教わって控えておきます。


他には
流暢な英語でかかってきた時もありました。
でも内線だったので不思議に思ってやはり上司に聞くと
「? からかわれたんだろう
 ◯君だったぞ」
と日本人の別の上司でした。

今では各自が社有スマホ持っていたり、登録されていれば先方の名前も分かるので問題なしですね。

古く懐かしい思い出になりました。


しばらく前から
定年退職された諸先輩方での会合
…O B会のような
にお呼ばれするようになりました。
このご時世で
何年も延期になっていますが
今年は行われるかも知れません。

その時に
この電話のネタを話したら
どんな反応されるかしら?
覚えていたらちょっと面白いなと
思います。

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