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サンリオタイムネットをレビュー


一応、両方プレイしたが、未来編の方が多くプレイしたので、未来編を中心にレビューしていく

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ポケモンとゲーム性が非常に似てるため、こちらも参考に。


〇ゲーム情報

  • ゲームハード GB(SGB、GBP、GBC、GBAでも遊べる)。バーチャルコンソールは未配信

  • 値段 3500円

  • ジャンル RPG

〇ゲームの登場人物

  • 主人公 男女で選べる。名前は任意。男性は右側がハネている独特の髪型をしていて、女性はツインテールが特徴的。自身のパソコンに謎のメールが入っていることに気づき、開くと時の老人が出てきて、彼のSOSを聞くことになる。彼の問いに答えて、名前や性別を決めていき、タイムネット世界に入り込まれてしまい、時の老人から御三家のいずれかを選び、モンスターを集めながら旅をすることになる。

  • ライバル 時の老人の問で主人公として選ばなかった方の性別がライバルになる。なので、必ず主人公とは逆の性別になる。時の老人が主人公より先に招待した子供で買ったバージョンとは逆の世界で旅に出ている。初代ポケモンや金銀ライバルと違い、見下す言動は無いが、主人公と共闘する気は全くなく、かなり好戦的な性格。共通のマップになるとやってきて、勝負をしかけてくる。ポケモン5世代N同様に連れてくるモンスターは毎回異なる。負けず嫌いな割には育てて、進化させたりするのに無頓着。最後は勝負に負けて、主人公に時の柱を壊した犯人のことを託し、消息不明になる。

  • 時の老人 タイムネットの案内人の老人。このゲームのオリジナルキャラクター。タイムネット世界は時の柱が壊され、崩壊寸前で異世界の住人でないと救えないと主人公やライバルをタイムネットの世界に招待した。オーキド博士のように御三家を最初に渡してきて、旅の行く先々でサポートする。しかし、自分でライバルを先に招待しておいて名前を忘れてしまうなど、その怪しさはオーキド博士と変わらない。

  • サンリオのキャラクター キティを初め、バツ丸、マイメロ、もんきちなどのサンリオキャラクターが街やダンジョンなど至る所にいる。話しかけると有益な情報を手に入れたり、必要アイテムがゲットできたりするが、中には戦闘になる者もいる。戦闘にならないと先に進めないこともあるので、必ず話しかけること。一般人とは違い、分かりやすいので、話しかけてみること。サンリオキャラクターは61人いる。ゲームオリジナルキャラが3人なので、パソコンで見れる図鑑は64人。コンプするにはリトルツインスターズやエンジェルキティのようにストーリー進行には必ず話しかけなくてはいけないキャラもいるが、手繋ぎ熊やパティandベティ、ピーターデイビスなど話しかけなくてもクリア出来る者、未来編なら貯水池、過去編なら池と行く必要のない場所にも居たり、ぽこぽん日記のようにゲームの本筋の道から外れた場所にいるキャラもいるので、クリア前に世界をくまなく歩いてみよう。クリアしてしまうと二度と出会えないサンリオキャラクターも多いのでクリア前に全員話しかけたか確認すること。ゲーターギャグス、バニラビーンなど、マニアックであまり知られていないサンリオキャラクターは出るのに、何故か、ぐでたま、KIRIMIちゃん、クロミちゃん、ポムポムプリン、シナモロール、コロコロクリリン、マロンクリームなどは登場しないし、何故かサンリオ最古参のコロちゃんも登場しない。

  • キティちゃん 図鑑コンプとは関係なく、回復センターやショップなどゲームの所々に登場する。チャーミーキティは何故か登場しない。

  •  時の柱を壊した犯人  時の柱を壊した張本人で、終盤、時の柱を修復寸前になるとどこかの町の外れの空き家にいる。主人公が自分の野望の邪魔したと勝負を仕掛けてくる。勝つとロケットを盗み、別の場所に逃げてしまうが、間抜けなのか逃げる際に主人公が逃げ先に行けるような地図を落としてしまうが、終始気づいてない。

  • 一般人 タイムネットの世界にはサンリオキャラクターだけではなく、普通の人間も住んでいる。話しかけると有益な情報が手に入ったりレアモンスターが貰えたりする。何故か人里離れた大陸の山奥にいて、パスワードを求めてきたりと意外と武闘派な方もいる。

〇ゲームの流れ、ポケモンとの違い

ポケモンと非常にゲーム性が似ていて、ここは共通。

  • 御三家を最初に貰う

  •  2段階までなら進化するモンスターも登場する

  • エンカのモンスターが登場し、弱らせる、状態異常にさせるなどをしてモンスターを捕まえることが出来る(捕獲率100%になるアイテムは存在しない)し、逃走もできる。倒すと経験値が貰える

  • トレーナー(このゲームだとサンリオキャラクター)とモンスター勝負ができ、勝負は捕まえたり、逃走は不可。勝つと経験値と賞金が貰える

  •  戦闘に1度でも顔を出したモンスターは経験値が貰え、戦闘に参加していないモンスターには経験値は貰えない

  • 状態異常(仕様はやや異なる)がある

  • HPがゼロになると戦闘不能になる。全員が戦闘不能になるとゲームオーバー

  • 手持ちが7匹以上になると自動的にパソコンに送られる

  • 回復センターは無料。パソコンでボックス(時の柱)でモンスターのやり取りも可能。通信交換や対戦も回復センターでパソコンだが、できるので、ほぼ同じ。

  • 技、モンスターともにタイプもあり、ポケモンと同じく、水は炎に強いなどのタイプ相性もあるし、水タイプのモンスターに水技を覚えさせるなどをタイプ一致するの威力も上がる。ただし、草、ドラゴン、悪、鋼などポケモンには存在して、タイムネットに存在しないものもあるし、逆にマシン、ボム、ヒートなどポケモンには存在しないタイプがあり、ESP(エスパー)が、エレキ(電気)に強いなどポケモンとは異なる相性表がある。ポケモンはエスパーと電気はどちらも等倍。

  • 通常攻撃技などあるが、1ターン貯める技、何度か攻撃する技、デバフ、状態異常技、確率で状態異常付与できる攻撃技も存在する。

  • 進化条件があり、ポケモンと同じく規定レベルが多いが、通信交換、進化アイテムなどもある

  • 道具などで道中、戦闘中で回復させることも可能

  • 街にはショップ、回復センターが必ずあり、その街の特色あるダンジョンなどがある

  • バージョンで出現するモンスターやバージョン限定モンスターも登場する

  • モンスターコンプするには御三家、別バージョンから連れてくる必要があったりと通信交換は必須

  • 幻のモンスターも存在する

  • 通信交換や人からもらったモンスターレベルが高いと言う事聞かなくなる。

  • バッジの代わりに8つのウォッチがあり、それを集めると通信交換や人からもらったモンスターも認めてくれるようになり、規定レベルまで言うこと聞くようになる。終盤にゴールドウォッチを取ると全てのモンスターが言うことに聞くようになる。 

  • 仕組みこそ異なるが、世界のどこかにゲームセンターがあり、スロットができ、ゲームセンターでしか入手できないモンスターも存在する

  • 特殊な方法で入手するモンスターも存在する

  • 方向パネルなどポケモンにもあったダンジョンギミックが存在する

〇ポケモンと異なる点

  • 当時のポケモンとは異なり主人公が男女選べる(ぞくぞくヒーローズとは違い、ストーリー中の変化はなし)

  • 過去編、未来編で貰える御三家が異なるし、タイプも異なるし、進化レベルも異なる。勿論、御三家でゲーム難易度が変わるのは同じで、初見なら1番上のモンスターを選ばない方がいい。進化レベルも高く、弱点も多いタイプなので、オススメしない。1番下のモンスターなら進化レベルも低いし、弱点も少ないので育てやすい。

  • バージョンで冒険のスタート地点も異なるし、冒険の時間の軸も異なる。2部構成で1部は過去編だと過去世界の野原からスタート、新大陸を目指すことになる、未来編だと未来世界のバイオ農園からスタート、2部は過去編だと忘れられた大陸から今度は逆行して話を進めていく、未来編は新大陸から逆行して話を進めていくが、2部の野原やバイオ農園がゴールではなく、ほぼ終盤の通過地点。

  •  ジムなどは存在せず、ウォッチはゲーム中のストーリーイベント、ノーヒントの条件を達成する、特定のキャラとの勝負に勝つなどの条件は様々

  • 技一つ一つに回数制限がたるPP制ではなくドラクエ同様にMP(このゲーム、技を出すポイントをなんという忘れたので、便宜上MPと言っておく)がある。実用性が高ければ高いほど消費MPが高く、ゼロになるとライフポイントから削って戦うことになる

  • 通常攻撃はないため、常にMPを削って戦うことになる。ドラクエで言うとひたすら呪文を唱えまくると言った具合

  • 序盤はゲットカードを使ってエンカのモンスターをゲットしていくが、レベル11以上は捕獲できない。デジカメはレベル無制限でモンスターを捕まえられるのでモンスターを捕まえるのに殆どお金はかからない

  • ダンジョンは勿論、街もエンカする。エンカがない場所は民家、ゲームセンターとピューロランドくらい

  • 進化キャンセルができない

  • 戦闘可能モンスターが3匹以上いる状態でモンスターが戦闘不能になると自動的に後ろのモンスターが出てきて選べない。勝負も勝ち抜きルールで交換したいなら1ターン使うことになる

  • レベルで技を覚えず、技を使っていくことに貯まる技ポイントを貯めないと新しい技を覚えない。技ポイントを貯めるには技を出すこと。MP消費が高い技ほど、技ポイントは高い。例えば、パンチなら手に入るのは1回につき2ポイント取れるので、戦闘中に3回出せば6ポイントゲットできる形で取れる。ステータス画面の下に技を覚えるための必要な技ポイントがあるので、それを貯めると技を覚えるシステム。しかも5つしかない。

  • ポケモンと違い、技はストックできるので、必要になったらまた装着できる

  • ポケモンとは戦闘スタイルが異なり、十字キーで上が技、右が交換、左が道具、下が逃走になっていて、上で技を出すと上がA技、右がB技、左がC技、下がD技となっている。

  • ノーマルタイプのモンスターは存在せず、技のみの存在。

  •  霊タイプにノーマル技など効果がないような技パターンでもこの技は平気なようだと言う形になるが、しっかりダメージを受けている。攻撃技を出して、ダメージがゼロになることは無い

  • 爆笑、無我夢中などポケモンには無い状態異常があり、爆笑は笑ってしまい命中率が下がる、何もしないことがあるなど明確に面倒なことがあるが、無我夢中は興奮状態にあるとは言えど、ちゃんと攻撃してくれてるし、何が起こってるか分からない。凶悪なのは貧血。ライトビームなどを受けると確率でライフが残っていても倒れてしまい、戦闘不能になる。戦闘不能とは別状態の状態異常の治療薬が必要。

  • それが途方もなく高いので、救済手段として、スキルパックを装着して技を覚える。

  • スキルパックは色々な技が入っているが、全てのモンスターに装着でき、威力はモンスターのタイプや能力で決まる

  • スキルパックは技マシンと違い、使い捨てではなく、3つまで装着できるので、外して他のモンスターに装着させることが可能。

  • パワーマークが存在し、スキルパックと共用スペースで装備するとパワーマークで指定されたタイプの技を受けると威力分回復するというチートアイテムがあるが、前述の通り、技ポイントがやたら高く、いつまでも新しい技を覚えないので優先順位は低い

  • 勝負に勝つと相手からモンスターが一体貰える。ザクリンはライバル初回でしか貰えないので、必ず貰っていくこと

  • クリアには必要なく、面倒な条件で部品を集めないといけないが、パソコンをグレードアップすると戦闘中以外はモンスターの引き出しや通信交換も出来るようになる。わざわざ回復センターに行かなくてもパソコンを構えるようになったのはポケモンは8世代から。

  • ショップでもパソコンが構える。

  • パソコンに預けておくと歩数で経験値が入り、レベルが上がって進化してることもある

  • モンスター図鑑などはパソコンで見ないといけないので、いつでもどこでも見れない

  • 回復センターやショップは入るとキティちゃんがコマンド選択になるため、一般人居たりすることはなく、ゲームに有益な情報が手に入ったりすることは無い

  • 全滅すると最後にセーブしたところでスタートで最後に立ち寄った回復センタースタートではないし、所持金が減るというデスペナは無いが、セーブを怠るとそれ以上のデスペナがある。そのため、デスルーラはできない

  • 御三家の第2形態を揃えて、とある洞窟の魔法陣に行く、とあるアイテムを持ってとある洞窟の祭壇に行く、とあるアイテムを持って、暗号を入力するなどポケモンには中々ない入手方法のモンスターもいる

  • セーブメニュー、道具メニューが別々。

  • ポケモンSV最新作にはない、戦闘アニメを設定で消すことが出来る。プラチナにはあったのに。

  • ポケモンに必ずいる悪の組織は存在しない

  • 特殊の代わりに心というステータスで技の威力が決まることがある。 

  • ゲームコーナーはコインではなく、現金を掛け、ポイントにして貯めていくので、一進一退ではない。現金を使えば使うほど貯まるシステム。しかし、クリア前はラスボスが強いので、やらない方がいい

  • レースゲームがゲームコーナーにある。

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