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戦国無双2をレビュー


猛将伝は触れないでおく。

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前作レビュー。

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前作の猛将伝で殆どの人物を採用

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ゲーム性が非常によく似ているゲーム。

○ゲーム情報

  •  ゲームハード PS2、xbox360、WindowsXP、Vista(PS2版をプレイしたので、PS2でレビュー)アーカイブスも配信

  • 値段 PS2、Xboxは7140円。Windowsは4179円。PS2廉価版は4179円と2079円。アーカイブスは1500円

  • ジャンル アクション

○ゲームの登場人物

 前作の登場人物はくのいち、石川五右衛門と今川義元がリストラ。後述の双六で顔を出すことになる。
阿国と森蘭丸は登場するが、無双モードはない。
新武将は今作は跡形もなく姿がない。前作であれほど不評なものはなかったから仕方ないか。
伊達政宗とお市は続投しているが、前作より大人びた容姿になっていて、お市は武器こそは変わらないが、前作の妹キャラ全開で信長の妹と言うより娘のようなキャラではなくなり、BASARAのお市と違い、暗い性格かつ病んではいないが、やはり明るさの中に自分の運命を達観した、影のある性格になっている。伊達政宗は基本的な性格はあまり変わってないが、木刀とビームは封印して剣と二丁拳銃になっている。

2から新しい登場人物

本願寺顕如以外の前作NPCは全てプレイヤー武将に昇格。

  •  石田三成 今作初登場。クールで知的な容姿端麗の若い男で不器用な性格で言葉にトゲがあり、周囲から誤解されやすいが、秀吉への忠義心と熱意は本物で秀吉の天下を思い描くため、秀吉の死後、家康と対立して、敗死してしまうが、今作のキャラでは人気が高い。今作オリジナル設定だが、幸村や兼続と友情を築く

  • 徳川家康 前作ではNPCの三英傑の一人。声優は前作と同じだが、キャラデザも一新し、前作の狸のようなずんぐりむっくりの容姿ではなく、三英傑に相応しいキリッとした渋みのある中年男性に変更。幼い頃は今川の人質生活、信長や秀吉に付き従う忍従の日々を送っていたが、秀吉の死後、自分が権力を持つようになり、関ヶ原で三成と対立し、勝利した後、江戸幕府を作るが・・・

  • 直江兼続 本作初登場。上杉軍の1人。史実やBASARAだと「愛」の兜を被ったで有名な武将なのだが、今作は被っておらず、背後に「愛」の文字がある。義を重んじ、松岡修造のような何かと暑苦しい性格の熱血漢。同じような性格の幸村と傍から見るとクールに見えるが、熱い信念を持つ三成と友情を築き、関ヶ原では三成の味方をするが、家康に負けてしまい、上杉は減封させられ、家康の味方をせざる得なくなり、15年後、幸村と対立することに苦悩する

  • 島左近 石田三成の側近の軍師。大剣を背負っていて、三国にもいなかった今までには無い武闘派の軍師。三成よりかなり年上だが、彼を慕い、信頼関係は本物である。関ヶ原では当然のごとく、三成の味方をして、敵陣に突っ込んだが、消息不明になる

  • 浅井長政 前作ではNPCキャラで声優も変更になった。容姿デザインはほぼ変わりないが、前作同様に金髪の日本人離れした容姿端麗の男性で義に厚く、誠実な性格だが、一番裏切ってはいけない相手を裏切る。信長の妹、お市とは政略結婚でありながら、相思相愛で、何かあるとお市のことを言う。その割には昔から盟友、朝倉に味方してしまい、お市の兄、信長と対立してしまう

  • 風魔小太郎 本作初登場。寡黙だが、BASARAと違い、台詞がある。「混沌」が口癖で戦場を楽しんでる節がある。北条の忍びでどこに現れるか分からない神出鬼没の男。忍者の割には体が大きく、奇抜な化粧とタトゥーとドレッドヘアーと目立つ格好をしているのに気づかれていないので、北条の忍びとして腕は一流で腕が伸びるという人間離れした動きも特徴。後述のねねと言い、めちゃくちゃ目立つのに忍者ができる、この世界って一体。この動きが影響しているのか、後作の新武将のモーション選択には使うことが出来ない。服部半蔵と並んで2弾飛びが可能

  • ねね 本作初登場。秀吉の妻で毎度際どい衣装が多く、セクシーな女性だが、本人の性格は母性が強く、三成などの夫の部下のことを自分の息子のように気にかけている。秀吉も浮気はするが、彼女には頭が上がらない。本作オリジナル設定でくのいちがリストラになった影響なのか、今回の女忍者は彼女である。しかし、コンセプトカラーは夫に並んで黄色なので、風魔小太郎や目舘杉蔵(悪代官2)とはまた違った目立ち方をしている。この世界の忍者って一体。服部半蔵や風魔小太郎のように2段飛びが可能。前作のくのいちのくないより大きなくないを使用する。3からくのいちも復帰するので共闘可能

  • 立花誾千代 今作初登場。大友宗麟の重臣、立花家の当主。2では触れられていないが、立花宗茂(3から参戦)の妻。他の女性武将のような美少女キャラではなく、気が強く、男装の麗人で勇将タイプの女性で今までには無いタイプ。ねねとは対称的に露出がほとんどなく、甲冑に身を包んでいる。プライドが高く、自分の家を重んじる女性であるが、可愛い物や小動物が好きだという女性らしい一面もある。弱体化した、大友軍では島津に勝てず、秀吉に介入してもらい、島津を抑えることに成功。関ヶ原では三成に味方し、普段は敵対関係の島津とも共闘する

  • 島津義弘 BASARAとは違い、甲冑で固めた血気盛んな老人で標準語を話す。博打が好きで戦闘も博打だと話す。ただ、武力一辺倒ではなく、釣り野伏せが得意という戦略家な一面もあり、九州最強と言われている。大友軍との戦闘では秀吉が介入し、秀吉に従うことになる。関ヶ原では三成の味方をし、奮戦するも、三成が敗死。その後、甥を犠牲にし、九州まで逃げ延びる。彼の部下たちは三国の南蛮将同様に特殊なグラになっている。

  • 宮本武蔵 歴史が疎くても三英傑に次いで、有名な人物だが、戦国無双の中では唯一、本能寺の変の後に生まれた人物。戦国BASARA程では無いが、血気盛んな若者。天下無双とバックプリントの羽織が特徴的。出現条件がかなりキツいことから能力は高め。無双モードも関ヶ原からとスタートが遅く、オリジナル要素が強く、難易度も高い。

NPC武将

プレイヤーとしては使えないが固有の顔を持つ武将

  • 柴田勝家 戦国無双としては珍しい、ちょんまげで筋骨隆々ないかにも当時の武士らしい武骨な男で、主君、信長の妹、お市を一番に慕い、お市様と呼ぶ。その様は美女と野獣。長らく独身だったが、主君、信長の死後、お市と念願叶ってか、再婚する。しかし、信長の後継者争いで勝家は敗北してしまい、お市と運命を共にする。

  • 佐々木小次郎 白塗りメイクの長身の男。やはり武蔵同様に剣豪。名前も身分も捨てて、血に飢えた狂人だが、彼の言う、可哀想な人達を斬っているのであり、誰彼構わず斬っている訳では無い。史実と同じく宮本武蔵との戦いに固執する。

  • さや 戦場には登場しない、萬屋のお姉さん。前作では孫市をビンタした女性だったが、今作からFEのアンナのような感じで商魂たくましく商売している、影ながらに武将たちをサポートする、縁の下の力持ち。

○ゲームの流れ、前作との変更点

ゲームの流れは基本的に前作と同じ。無双モードもフリーモードもある。変更点は多い

  • 無双モードは前作と同じく、一人一人のストーリー制だが、前作とは異なり、一本道になっている。その代わりオリジナル要素が強い外伝ステージが追加されな

  • レベルは50まで(前作は20)でレベルが上がるとアクションが増える。使用武器は関係なし。

  • 強化はアイテムではなく、技能で強化する

  • 馬も鐙ではなく、栗毛(駄馬)など色々な名前の馬を装備する

  • 武将一人一人に固有の特殊技が追加。石田三成なら爆弾を地面置く、爆破させるなど。特に便利なのが真田幸村と前田慶次の口笛。外であれば最後に乗った馬(軍馬を装備してないと駄馬が来る)をいつでも呼べて、非常に便利。後作では三国も含めて全員ができるようになった。

  • 武将も通常攻撃タイプ、チャージ攻撃タイプ(△で出る、最近の無双に多い、強攻撃が特化している)、特殊技タイプと3つのタイプで割り振られている。通常攻撃タイプは強攻撃が1段階しかない代わりに通常攻撃は12段階あり、強攻撃も8種類ある。チャージ攻撃タイプは通常攻撃は8段階しかないが強攻撃2(□→△)、強攻撃4(□→□→□→△)は強攻撃2-2(□→△→△)具合に3段階まであり、特殊技は通常攻撃は8段階、強攻撃は強攻撃2、強攻撃4は2段階となんとも中途半端だが、特殊技が2系統、3段の打ち合わせができる。

  • 護衛兵は廃止で、護衛武将という形で付いてくる。強くしても三國無双3のようにどんどん敵を倒していく経験値泥棒にはならず、プレイヤーをサポートする

  • 弓の代わりに特殊技がついたため、弓を廃止した初めての無双。三国は4まで全員武器の他に弓を必ず持っていた。

  • 無双奥義ゲージもレベルに応じて3本ゲージとなった。3本全て貯まってなくても1つ貯まれば無双奥義が出せるが、威力は落ちる仕様

  • 前作ではフリーモードで例えば、織田信長で当人が既に亡くなっている、大坂の陣を遊ぶと「プレイヤー1」(猛将伝だと「もののふ1」)になっていたが、今作からは「織田信長」とちゃんと名前表記がされている

  • 騎馬防御、騎馬攻撃は馬術で統一

  • ファイアーエムブレム無双風花雪月のように敵を倒している途中でもレベルが上がるようになった

  • しかも、ファイアーエムブレム無双風花雪月と違い、レベル上がると一定期間、バフが最高、無双奥義が一定期間出し放題にになる。レベルMAXでも経験値ゲージが貯まればバフが最高、無双奥義が一定期間出し放題になる。

  • 萬屋が登場して、技能や軍馬などが買えるようになった。さやという名物お姉さんもここで地位を確立。最初は駄馬ばかりだが、ゲームを進めると強い馬も並んでくる。

  • 馬の速度が上昇。前作は駄馬に乗るとおっそいですね〜とイライラしていて、走った方が早いとまで言われたが、駄馬でもしっかり走れる

  •  超不評だった、完全な城内戦は廃止。野戦から城内に出入りするマップになり、城内も仕掛けがない簡単な作りになった

  • 松風や高性能な馬は前作は味方を弾き飛ばし、ライフをゴリゴリ削っていたが、今作は味方を弾き飛ばすことはなくなり、ライフは減らない仕様になった。

  • 武将を倒すとスロー演出になり、分かりやすくなった。

  • 無限城も虚空があり、プレイヤーの気力が続く限り、登ることが出来る。100階までクリアするとエンディングになるが、101階以上も進めることが出来る。全員仲間にするにはやる必要がある。

  • 無限城のイベントや無限城だけの技能、アイテム、護衛武将なども入手出来る

○双六

 戦国無双版のいたスト。本州編(九州が登場しない)と全国踏破編がある。最大4人まで遊べるが、全員仲間にするにはこれを1人でAIに勝って1位にならないと行けないのでやる必要がある。
まずは目標金額を決める。5000、10000、20000、50000がある。全員仲間にするだけなら5000の最安値で構わない。50000なんてやるといつまでも終わらない。誰がやるんだろう。
各武将にランクや本拠地が設定されている。
ランクは史実で強かった、有名な武将が高めで、女性武将や戦闘にあまり関係の無い武将は低めになっているがあまりアテにならない。それでもお市などAIにすると中々侮れない相手になる。
本拠地は織田信長が尾張(現在の愛知県西部)と本人の出身地や縁がある場所になっている。九州の武将は本州編だと九州が登場しないため、島津義弘は長門(現在の山口県西部)、立花誾千代は安芸(現在の広島県)と本人の縁の地から本州で1番近い場所が被らないように割り振られている。

  • 本拠地はプレイヤーのスタート地点

  • 自分の旗(選択したキャラによって出現方法が決まっている)を集めながら、金を集めて本拠地に戻って目標金額になることがざっくりとした目標

  • 一番最初に設定した目標金額に達成した人が勝ち

  • 白枠はお金さえ支払えば自分の領地になり、自分の領地が増えればそれだけ収入が増える。

  • 隣合ったマスを領土にすると収入が増える。

  • 領地にできるマスに一つ一つのマスに石高があり、それが高いと領地が多いと得られるお金も大きい。

  • 荒地は石高はないが、無料で自分の領地にできる

  • 本拠地に戻ると旗や領地の数、石高に応じてボーナスが貰える。これが一番大きい。領地通行収入などは本当に200、300とか微々たるもの

  • 人の領地や本拠地に止まると石高に応じて金を取られ、持ち主にお金を貰える

  • しかし、人の本拠地は取れないが、領地を奪う事も可能で、金を払って乗っ取りも可能だが、ハイリスク。

  • 神社マスは領地にはできないが、サイコロ振って石高を上げる、30人撃破せよなどの腕試しのミニゲームなど様々な効果がある

  • プレイヤーの所持金がゼロになるとプラスになるまで領地を売る羽目になり、売った領地は白になる。それでもプラスにならない場合は敗北となり、ゲームに参加できなくなる

  • AIの乗っ取りや神社でのミニゲームはスキップ可能

  • 勝者が出ると勝利ムービーが流れる。

  • この双六モードがあるため、チャレンジモードは廃止されている

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