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死に至る病 営業職に就かなかった悲劇

平気でマナーを無視する人たち、
自分だけは特別だと思っている人たち、
周りが妥協しているのに我儘な運転をする外車等の運転手、
周囲を思いやれず迷惑をかける人々、
社会の常識からかけ離れ、交通マナーやトイレの使い方などあらゆるルールを無視する人々
―これらの人たちは、専業主婦に置き換えても同様に当てはまるため、驚くべきことです。
私は、「販売」「サービス」「営業」といった人との関わりを持つ仕事は、人生で一度は経験すべきだと考えています。特に、お客様の要求にどのように応え、満足させ、成績を上げるかという営業の経験は、一つのパターンに固執せず、充実した老後を過ごすために必要不可欠です。
特に、大企業での夜勤の警備員のような業務で、夜間に問題なく業務が遂行されているかを管理するような仕事、ハンコを押すだけの管理職の仕事をしていた人々も、専業主婦と変わらない存在です。
しかし、最も問題なのは、自分はきちんとした仕事をしているから営業のようないい加減なことはできないと主張し、会社の業務を停止させてしまう人々です。彼らは柔軟性がなく、周りが気を使い退職するまで優しく接してしまうため、会社を辞めることが悲劇になることが多いのです。
しかしこのような人々は、自分を受け入れてくれる環境しか持てないため、自らが会社や推し(アイドルなど)との特別な関係を築き、その利益を浸食し続けることに気づかず、結果的に会社を辞めたり、推しが芸能界で不祥事を起こしたりしてダメージを受け自らが沈む船の船長になっていることに気が付かずに、毎日が日曜日から抜け出せなくなってしまう。
人を相手にした仕事をしないと、人との距離を保ったり、会社の信用を如何に保つかというようなこと、コンプライアンスを守っての仕事を遂行するという事が出来ずに、仕事で出会う色々な意見の方との接し方も分からず、いやなものからは離れていくという行動をとる。結果、今の子供たちのように、「嫌なものは食べないから病気になる。」「人とのかけっこで順番を付けないので努力するという事がなくなる。」「人とのコミュニケーションが取れずに孤立してしまう」という問題が起こっている。」
「本来は、中年以降にかかる病気に若者がかかるのは、若者が好きなマクドナルドやコンビニ弁当、ペットボトル飲料を取ることが原因であるという事が言われています。子供の時から周りと関係を保ち辛い経験をしなければ、社会人として仕事に定年まで過ごすことなど不可能である。今の若者は、「したいことをすればよい」と言われているから、そこに集中するが、パイは決まっているので落ちこぼれるのは目に見えている。そうした時に、営業などの対人的な仕事をしている人間は、どんなことでもできる。
小さいときから歌うことが好きで、ステージに出たことがありましたが、毎年出現する人気者に取って代わられてしまいました。しかし、自分にはしんどい仕事や営業などができず、周りにずっとちやほやされていたため、自分の美貌を餌にしたビジネスで稼ごうとしましたが、失敗して生活保護を受けることになりました。同様の境遇に陥ったYouTuberもいます。
生活保護を受けている間でも、スマホは買い続けていたものの、生理用品などの必要品を買えなかったため、生活保護を打ち切られることになりました。これが世間を甘く見た死に至る病に罹ってしまった一例です。
周りには、彼らが今コンビニでコーヒーを飲めるのは、誰かが自分たちの代わりに嫌な仕事をしているからだということに気づけていない非常にかわいそうな若者たちがいます。
彼らは子供の頃から、好きなものしか食べなくても良く、学校嫌いなら行かなくても良く、授業も簡単なものにしてくれるという甘やかしの環境で育ち、体力も学力もなくなってしまいました。政府の施策が、このような死に至る病を引き起こす原因にもなっていることに、彼らは気づいていません。
 

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